今日のビットコインチャート2017年3月17日

今日のレート

始値 140,733円
高値 141,084円
安値 130,400円

相場考察

先日から市場は弱気に触れており、価格は 133,000円前後を上下し続けている。

現在の市場は 15万円を天井と考えた時に、できるだけ高い価格で売っておこうという投資家心理が働いている可能性が高い。

今日の全体の取引量は 680億円ほどであり「売り」の傾向が強い。

「取引量が大きく売りが強い」ことから価格が下落していると考えられる。

最近の下落の原因はいくつか考えられるが、主には「スケーラビリティ問題」が直接的な要因だと思われる。

ビットコインは現在大きな問題に直面している。いや正確には前々からあった問題がより大きくなってきた。というべきだろう。

スケーラビリティとは、一言で表せば「より多くの人がビットコインを使用できるようにすること」である。

現在ビットコインのユーザー数は 600万人を超えていると Coinbase は発表している。もちろん日に日に利用者は増加傾向にある。

しかし、現在のビットコインのシステムではこの人数に対応できていない。

ビットコインは 1秒間に 7件、1日で約 60万回の取引しか行えす、ユーザー数のわずか 10分の1 しか対応できない状態である。

このスケーラビリティ問題は、最近のユーザー数の急増に伴ってより問題が浮き彫りになっており、最近では取引が認証されない、送金コストの増大などの問題も起き始めている。

この問題の解決方法としては、ビットコインのブロックチェーンサイズを大きくすれば解決するのだが、この解決方法に関して 2つの派閥が生まれてしまっている。

今マイニング企業と支持者などで論争となっている解決方法が「 SegWit 」と「 Bitcoin Unlimited 」である。

SegWit を採用すればビットコインの取引データサイズは約 60%抑えられ、取引量が単純に 2倍になるという方法である。

それに対して、Bitcoin Unlimited はブロックサイズそのものを大きくしようという方法である。

SegWit は今のビットコインを発展させるソフトフォーク、Bitcoin Unlimited は全く別のビットコインにするハードフォークである。

ハードフォークを行えば、イーサリアムが、イーサリアムとイーサリアム・クラシックに分かれたように全く別々の通貨になってしまう。

現状、どちらを採用するのか明確な答えが出ていないことが下落につながっていると考えられる。

このビットコインのスケーラビリティ問題に対して、イーサリアム開発者のビタリク氏は、

「ハードフォークをするかどうか?( Bitcoin Unlimited を採用するかどうか)という論争ではなく、とりあえず SegWit を採用してみましょう。(今の問題をとりあえずは最速で解決しましょう)」と語っている。

スケーラビリティは、何年も前から浮き彫りになっている問題であり、ユーザー数の増加によっていよいよ待った無しの時期に入ってきた。

この記事が為になったら
いいね !をお願いします。

Twitter で