イーサリアム市場にTOYOTA・三菱東京UFJ銀行も

5月22日、Toyota Research Institute(トヨタ・リサーチ・インスティチュート)、三菱東京UFJ銀行、スマートコントラクトジャパン、クーガー、Kaula(カウラ)、コンセンサス・ベイスら 6社が「 Enterprise Ethereum Alliance(以下、EEA )」への加盟を発表した。

EEA はイーサリアムブロックチェーン上で金融取引、契約書署名など、次世代型のビジネスプラットフォームであり、今年の 2月に団体が発足した。

米国企業では、マイクロソフト、JPモルガン、国際石油資本など巨大企業がすでに加盟しており、イーサリアムブロックチェーンを利用することで、ビジネス展開のスピード向上やコスト削減が期待されている。

今後の大手企業のブロックチェーン関連ビジネスには、間違いなくこの EEA が絡んでくると考えて間違いない。

また、マイクロソフトに至ってはすでに新サービスを展開しており、エクセルのビットコイン対応と合わせてブロックチェーン市場でのビジネスを展開する準備がすでに整っている。

なぜトヨタにはイーサリアムが必要だったのか?

EEA に参加した Toyota Research Institute は、トヨタが AI(人工知能)の研究と開発を行うための研究機関としてアメリカで立ち上げられた。

今回の件について Toyota Research Institute の最高財務責任者( CEF )である、Chris Ballinger(クリス・バリンジャー氏)はこう語っている。

「ブロックチェーンと分散された台帳は可能性のある技術です。自律運転開発を加速させ、コストを既存のモビリティ・インフラストラクチャをさらに効率的に活用することができます。」

「トヨタ研究所は EEA とそのメンバーのプロモーションをサポートしています。このテクノロジーの採用とその可能性を加速するためのルールとツールは、トヨタの顧客にとってメリットがあります。」

と語っている。

次世代の自動車産業の発展には AI技術とブロックチェーン技術が必要不可欠であり、今回の EEA への参加は 10年後の市場を見越しての動きだろう。

イーサリアム市場に参戦した三菱東京UFJ銀行

MUFGコインやリップルネットワークへの参加、IBMとの協力体制など日本のブロックチェーン産業で最も先を行く三菱東京UFJ銀行は予想通り今回の EEA への参加を表明した。

今回の参加について東京三菱UFJ銀行のデジタル変革部部長・相原氏はこう語る。

「製品環境にブロックチェーン技術を実装するためには、
顧客や社会に企業レベルのセキュリティとプライバシーを提供することが重要です。 」

「三菱東京UFJグループはその環境構築を達成するための数多くの技術やプロジェクトに積極的に関与してきました。私たちは我々は興奮しています。連合の事業を通して革新的なビジネスユースケースを創造していきます。」

イーサリアムブロックチェーンは、金融システムに特化したビットコインのブロックチェーンとは異なり、かなり自由度の高いブロックチェーンになっているからこそ今回のような他企業間が協力できるプロジェクトを行うことが可能となる。

EEA に関しては今後も企業のビジネスプラットフォームとして導入・発展していくだろう。

 

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→「イーサリアムがハリウッドを超える日

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