イーサリアムチャート2017年3月13日〜3月19日

今週のレート

始値  2,595円
最高値 6,208円
最安値 2,595円

相場考察

今週で 3週間連続で過去最高価格を記録し続けるイーサリアムの勢いは俄然強まるばかりである。

過去最高記録に話題になった先週の 2,500円よりもさらに、2倍以上の価格をつけるほど今のイーサリアム市場は強気である。

チャート画像を見ていただければ一目瞭然だが、イーサ価格が上昇タイミングの直前に大きな買いが定期的に入っている。

そしてこのタイミングは「ビットコイン ETF の否決後の不安定市場の始まり」「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンスの発表」とぴったりと重なり上昇している。

現在は上がりすぎた価格の影響で売りが入り、若干下がっているが現在でも 4,500円前後を維持している。

イーサリアムはつい 3ヶ月前まで 800円だった事を考えると驚異的な上昇率であることがご理解いただけると思う。

技術導入が止まらないイーサリアム

エンタープライズ・イーサリアム・アライアンスがビジネス業界に金字塔を打ち立てたことで技術開発・サービスのリリースが怒涛のように始まっている。

例えば、今日の最新のニュースでは「 World Food Program (以下、WFP)」 がイーサリアムを活用して貧困国への食料、衣料品、現金などの支援テストを成功させたという報道も出ている。

その他にも、分散アプリケーションのバグを発見する CommitETH の発表、全米大学でも有数のスポーツイベントDivision Men’s Basketbal Tournament にて勝利チームを選択し賞金を獲得するイベントへの導入など、やはり自由度が高いイーサリアムのブロックチェーンは、提供できるサービスも多種多様である。

上記のような活用方法の広さなどからイーサリアムの期待度は上昇し続け、それに伴って価格が上がる期待度も高まっている。

このようなサービスの拡大に対応するため、現在イーサリアム財団には、50人以上の技術開発者が集まっていると言われており、彼らが集まって昼夜を問わずシステムの改善を行なっている。

開発者ヴィタリック氏が強硬発言

3月18日にイーサリアムの開発者であるヴィタリック氏が、重要な新しい今後の方針を発表した。

内容は 1年以上かけて現在のコンセンサスアルゴリズム(合意方法)を、現在のプルーフ・オブ・ワーク( PoW )からプルーフ・オブ・ステーク( PoS )に強制的に変更していくというものだ。

暗号通貨は取引の際に「取引の承認」を行い取引を成立させているが、この時「最も始めに承認をした人」にマイニング報酬が支払われる。

そして、最も始めに承認をした人を決定する「基準」が PoW と PoS では異なる。

PoW の基準は「早く計算を行なった人」に対して、PoS の場合は「通貨をたくさん持っている人」が「承認した人」になり、それぞれにメリットでメリットはあるが、PoS の方がメリットが大きいとされている。

ちなみに、イーサリアムは両方のアルゴリズムを使用しており、PoW から PoS に移行している途中である。

今回ヴィタリック氏は、この移行スケジュールを早め、PoW と PoS のハイブリット型のアルゴリズムを採用し、最終的にはハードフォークを実施すると発言した。

これによってセキュリティの向上と、マイナーの電気コスト削減、承認時間の短縮などに繋がり、イーサリアムの価値はもっと高くなっていくと考えられる。

ビジネス環境、多種多様な業種での活用、優秀なシステム開発者の増加、そしてブロックチェーンのアップグレード。

イーサリアム市場が拡大すれば、価格は今の数値には止まることはないだろう。

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