ビットコインでベンツを購入しそのまま乗って帰れるようになった

先日ヨーロッパにて高級車ブランド、メルセデス・ベンツの親会社である Daimler AG(ダイムラー)が PayCash Europe SA(ペイキャッシュ・ヨーロッパ)を買収しました。

PayCash Europe SA は、VISA・JCB・ MasterCard などのクレジット決済、paypal・アマゾンペメント・Alipay などの電子決済、そしてビットコインでの仮想通貨決済を行なっている企業です。

今回の買収で PayCash Europe SA はブランド名が「 Mercedes pay」(メルセデス・ペイ)に変わり、事実上ビットコインでベンツが直接買えるようになりました。

メルセデス・ベンツはなぜ今ビットコイン決済を始めとする PayCash Europe SA の買収に踏み切ったのでしょうか?

ビットコインとベンツ

ダイムラー社の CEO が今回の買収について公式サイトにてこのように発言しています。

「メルセデス・ペイはダイムラーのモバイルデジタル戦略において中核を担う、メルセデス・ペイの存在は我々の商品サービスをより魅力的にし、ダイムラーの野望を叶えてくれます。」

すでにダイムラーはモバイル決済をスタートさせており、タクシー決済アプリなどの複数のサービスを展開しています。

今回の決済サービスの導入により、ダイムラー社は新たに資金調達を行い更に多くのサービスを展開することも公表しています。

カー・シェアリングサービスの開発

現在ダイムラーは「 Car2Go 」のようなサービスの展開も進めていると公表しています。

Car2Go とは「自動車のシェア」を行うサービスのことで、わずか0.41ドルから車を使用することができます。

カー・シェアリングサービスを使用すると、使いたい時だけ車を使用でき、車の維持費も税金もかからず、自由に車に乗ることができます。

この Car2Go は、すでにアメリカとヨーロッパで実用化され、1万2000人の顧客がサービスを利用しています。また、顧客数が年々増加している将来有望な市場です。

今回のメルセデス・ペイは、このようなシェアリング・エコノミーサービスと相性が良く、今後自動車産業以外でも使用される可能性が高いです。

ダイムラー顧客のメリット

メルセデス・ペイでは「顧客のメリット」を最も重要度が高い項目として上げています。

高額な商品の場合、従来の決済サービスを使用すると割高の決済手数料を支払うことになり、それは顧客のデメリットにしかなりません。

この「割高の決済料金」を無くすために今回メルセデス・ペイは誕生したのです。

今後、メルセデス・ペイはビットコインをはじめとした暗号通貨、暗号通信サービスの展開まで考えていると公式に発表しています。

「こちらのベンツを頂いても宜しいですか?支払いはビットコインで行います。」と言いスマホをかざす。

すると、支払いと車両登録証など手続きが自動で行われそのままベンツに乗って帰る。

SF小説のような現実がついにスタートしました。

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