
今日のビットコインチャート2017年3月31日
今日のレート
始値 115,663円
高値 119,283円
安値 115,052円
相場考察
今日の市場も引き続き安定した高値圏から 120,000円へトライする場面を見せ、市場はひとまず良い傾向を見せている。
今日はドルが久しぶりに取引量トップになっているが、その原因はドルの取引量が増加したというよりも、円の取引量が減少したため順位が入れ替わったと考えられる。
ドルと円の取引額は 80億円と 62億円ほどと取引量が多いわけではない。円の取引量が少なくなったのは価格が安定したためだと思われる。
現状、目立ったニュースは見受けられないので今日の市場はチャートの値動きで動いていると見て良いだろう。
さて、明日から仮想通貨法案が施行されるが、市場に大きない動きは見られない。
このようなニュースをきっかけに価格が大きく変動するにはそれなりに大きな報道が必要だ。なので、値動きは明日の報道のされ方次第といったところ。
どのような報道になるのは明日になって見ないと分からないので、明日は仮想通貨法案関連の報道をチェックしておきたいところだ。
報道といえば、今日のニュースで三菱UFJ銀行が 2018年より国際送金サービスにブロックチェーンを使用することを発表した。
三菱UFJ銀行は昨年末に、同技術を使用した国際送金に成功しており、あとは本格的な送金システムの開発を進めていく段階まできている。
ちなみに、この送金で使用される暗号通貨はリップルとなっている。
その影響からか、今日のリップルは史上最高額を記録しており、1XRP=2.5円を超える勢いで上昇し続けている。
リップルはつい 1ヶ月前まで 0.7円だったことを考えると 3倍以上の値をつけていることからも、期待度が一気に上昇していることが伺える。
リップルは通常の暗号通貨とは異なり、現在存在する金融システムのやり取りをサポートする役割を担っており、銀行間の取引の橋渡しを行う。
「既存の金融システムと異なった通貨システム」のビットコインとはある意味正反対のリップルは、「既存の金融システムの橋渡しをいかにスムーズに行えるのか?」というポジションをとっている。
リップルに関しては近いうちに特集を組みたいと思うので楽しみにしておいていただきたい。
それにしても、暗号通貨にはそれぞれの顔があり長所があることを改めて実感した 1日になった。

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