
ビットコインチャート2017年4月20日
今日のレート
始値 133,428円
高値 134,796円
安値 133,300円
チャート考察
今日のビットコインは天井である 135,000円へトライするも、わずかに届かず、134,000円台後半で価格を止めた。
少しづつだが確実に価格を上げて行く足取りは、ビットコイン市場が徐々に強気に振れてきていることを意味している。
取引量も全体で 160億円ほどとややおとなしい。
ゆっくりと確実な価格上昇は、長期投資家にとっては喜ばしいが、短期トレーダーにとってはやや旨味がなく物足りないといったところだろうか。
さて、高値圏に入りかなりの時間が経過し、最も高い天井も射程圏内に入ってきたビットコイン価格だが、市場が上昇するのにためらいを感じ始めている傾向が出てきた。
トレードのみでの価格上昇は、過去の最高額に基づいて動く傾向があるのか、最高値が近づいてくるにつれて上昇率も小さくなってきた。
しかし、ビットコインの値動きは鈍足になりつつあるが、それと反比例してその他の暗号通貨の値動きは激しくなってきている。
取引所の coincheck では新たに 3種類の暗号通貨が取引可能になり投資選択の幅が出た。
重要なのは「ビットコイン価格は高値圏」にあるにもかかわらず「そのほかの暗号通貨も高値圏、もしくは上昇傾向にある」ことである。
これは「暗号通貨市場」に流れている資金の量が増えていることを表す客観的なデータになる。
先日、爆発的な高騰を見せた Factom 、リリースに向けて注目が集まる Lisk など、日本の暗号通貨業界に流れる資金は増え続けていると考えて良い。
今やリップルの高騰でさえ一昔前に感じる。
日に日に変わっていく暗号通貨市場は予断を許さないが、やはりその他の通貨市場はビットコインの規模と比べると小さく、何よりビットコインの価格が暗号通貨市場全体に大きな影響を与えるのは間違い無いだろう。
やはり、Segwit の導入のタイミングで限界値の天井を超えなければ、もう一段価格の底上げをするには厳しい印象だ。

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