
今日のチャート・相場 2017年1月15日
今日のレート
高値 96,700円
安値 94,215円
始値 94,599円
終値 94,642円
相場考察
本日のビットコイン円相場は、終始 94,000円台で安定し 5日から続いた中国市場から始まったひと騒動はとりあえず落ち着きを取り戻したと考えて良いだろう。
今回の件で現在のビットコイン取引のほとんどが中国で行われ、価格が中国の動向に強く影響を受けていることを身にしみて理解した方も多いはずだ。
ビットコインだけでなく、インターネットや携帯電話の時もそうだったが、全ての「新しく革新的な技術」が広まっていく段階にはこの様な現象が必ず起きる。
全ての技術は「革新」から始まり「導入期」「成長期」「成熟期」というプロセスがを経て市場に受け入れられて浸透していく。
現状、ビットコインは「導入期」の後期といったところだろうか。
そして、導入期にはどうしてもこの様な「偏り」が出てしまう。
携帯電話産業がdocomoから広まり、インターネット産業がアメリカから広まった様に、導入期には局所的に強い「一強」が生まれる。ビットコインで言えば現在の中国だ。
しかし、これは悪いことではなくこの一強の存在があることで、技術は世の中に認識されて広まっていく。
今回のひと騒動で「ビットコイン」の存在を知った人も大勢いるはずだ。
こうして世の中に認知されていくことが、次の「成長期」へと繋がり、ビットコイン価格の上昇と安定を生み出していく。
何度かお話しさせているが、ビットコインは投機としてみるものではなく長期的な投資商品として見た方が吉だ。
ただし、短期的には中国の動向はビットコイン価格決定に非常に重要な役割を果たしているので、引き続き中国市場も見守っていくべきだ。

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