ビットコイン(BTC)をモチーフにした地上40階建てのホテル『ビットコインタワー』がドバイに建設されることが明らかになりました。
ビットコインタワーは、ビットコインの重要性・知名度・価値を称賛する取り組みの一環として建設されるとのことで、ホテルの建設では「素材の持続可能性」や「CO2排出量ゼロ」なども重要視、ブロックチェーンや人工知能(AI)の技術も採用すると報告されています。
このホテルは「NFTを活用してNFT保有者に専用のユーティリティを提供する」などといった独自のアプローチも採用するとのことで、「支払われた宿泊料金を宿泊中にステーキングに利用して、チェックアウト時にAPY分を払い戻す」などの試みも行われる予定だと伝えられています。
このプロジェクトの開発者であるSalvatore Leggiero氏は、ビットコインタワーのホテルプロジェクトについて『支払ったお金に対して利息をつけてくれる初めてのホテルになる』と語っています。
このプロジェクトは今年11月にドバイで開催される国連の気候変動会議(COP28)に合わせてデジタル資産や暗号資産の重要性を実証することを目的としているとのことで、5月24日にはドバイのグランドミレニアムビジネスベイにある高級レストラン「Bella Restaurant Lounge」でプロジェクトの詳細が発表されると報告されています。
ビットコインをモチーフにした建物や街の建設は複数の国や地域で進められており、2021年にはBTCを法定通貨として採用しているエルサルバドルで『ビットコインシティ』を建設する計画も発表されています。
ビットコインタワーの初期デザイン案も公開