大幅なデザイン変更+機能改善を実施
シンボル(Symbol/XYM)関連のトークンをまとめて保管・管理することができるスマホ向けウォレットアプリ「Symbol Wallet」のv2.0.0のベータテスト版がリリースされました。
「Symbol Wallet v2.0.0」では、大幅なデザイン変更と機能改善がなされており、従来バージョンで確認されていた複数の問題も解決されています。
「v2.0.0」はベータテスト版であるため一般向けのアプリストアでは公開されていないものの、専用リンクからテストプログラムに参加することによって、iOS・Androidで一足先にアプリを試して開発者にフィードバックを送信できるようになっています。
こんにちは!新しい「Symbol Mobile Wallet v2.0.0」のベータテストに参加できるようになりました。プログラムに参加して、新しいデザインと新機能を試してください。ぜひフィードバックを共有してください。
Androidで参加:
https://play.google.com/apps/testing/nem.group.symbol.wallet
Symbol・XYMの詳細はこちら
「Symbol Wallet v2.0.0」の利用方法
「Symbol Wallet v2.0.0」は、Symbol & NEMの開発者であるOleg Makarenko氏が投稿している上記ツイート内のリンク先ページにアクセスして、簡単な作業を行うことによって利用することができます。
iPhoneで利用する場合には、β版アプリを配信する専用アプリ「TestFlight」を導入することによって同アプリ内からインストールすることが可能です。
既に従来の「Symbol Wallet」を導入している場合には、TestFlightを通じてベータ版アプリをインストールすると、自動的に従来のウォレットアドレスがベータ版ウォレットに反映するため、新しいウォレットをすぐに試すことができます。
「Symbol Wallet v2.0.0」の変更内容・新機能
「Symbol Wallet v2.0.0」では大幅なデザイン変更が施されており、アプリ全体で未来的なデザインが採用されています。
ホーム画面(HOME)
機能面でみても全体的に利便性が大幅に向上している印象で、ホーム画面では「アドレス帳」の管理ができる他、取引履歴などの各種項目もスムーズに表示、取引履歴画面ではハーベスト履歴なども確認できるようになっています。
取引履歴画面(HISTRY)
取引履歴(HISTRY)の送受金履歴ページでは、詳細ページにブロックチェーンエクスプローラーへのリンクが追加されているため、このリンクをクリックすれば簡単にエクスプローラーで取引を確認することができます。
さらに、送受金履歴から取引先ウォレットをアドレス帳に追加することも可能で、アドレス登録時には「ホワイトリスト」と「ブラックリスト」の好きな方にアドレスを登録することもできます。
アセット画面(ASSETS)
アセット(ASSETS)タブでは、自分が保有している各種モザイク(トークン)を確認することができ、詳細ページに移動すれば各種モザイクの供給量やクリエイター情報も確認することができます。
アクション画面(ACTIONS)
アクション(ACTIONS)タブの「Harvesting」ページに移動すれば、ハーベスト状況を確認することも可能で、従来バージョンで不安定だったハーベスト状況反映の問題も解消されています。
Harvestingページでは「委任先ノード」「前回のハーベストで収穫した日時や報酬量」「過去30日間の収穫量」などを確認することが可能で、ハーベストの管理も可能となっっています。
また、キーリンクからハーベストの有効化までの設定を1回のトランザクションで完了できるようになったことも報告されています。
今回リリースされた「Symbol Wallet v2.0.0」はあくまでもベータ版であり、今後はユーザーからのフィードバックを元に改良が行われる予定となっているため、今後の正式リリースや更なる機能改善にも期待が高まります。
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