「長期的に欲しい資産を蓄積している」と説明
金持ち父さん貧乏父さんシリーズの著者として知られるロバート・キヨサキ氏は2023年10月23日に、自身がこれまでに行ってきた投資戦略について説明を行いました。
同氏は金と銀の価格が下落していることに触れた上で「こういう時に”ドルコスト平均法”が威力を発揮する」とコメントしています。
投資には様々な方法が存在しますが、キヨサキ氏は自身の投資方法について「ウォーレン・バフェット氏のように過小評価された銘柄を選んでいるのではなく、長期的に欲しい資産を蓄積しているのだ」と説明しています。
このように語るキヨサキ氏は「私は長期的に欲しい資産を”蓄積”している一般的な投資家だ」と述べており、何年間にも渡って金・銀・ビットコイン・不動産を購入し続けてきたことを語っています。
ドルコスト平均法は、暗号資産取引所で提供されている仮想通貨積立などのサービスでも採用されていますが、キヨサキ氏は今回の投稿の中で「一般的な投資家であっても、ドルコスト平均法を使用すればお金持ちになることができる」と説明しています。
今日、金は10ドル、銀は14セント下落した。こういう時に「ドルコスト平均法」が役に立つ。私はウォーレン・バフェット氏のように底値を選ぶのではなく、長期的に欲しい資産を「蓄積」している一般的な投資家です。
私は何年もの間、金・銀・ビットコイン・不動産を貯めてきました。初めて買った金貨は50ドルでした。そのコインは現在、2,000ドルの価値があります。
一般的な投資家であっても、ドルコスト平均法でお金持ちになることができるのです。お気をつけて。
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ドルコスト平均法とは、資金を分割して一定金額を定期的に投資し続ける手法のことであり、購入金額を一定に保つことによって、価格が安い時には購入量を増やして、価格が高い時には購入量を抑えることができるようになっています。
この手法は価格変動リスクを抑えることができる投資方法として有名で、一部の国内取引所で提供されている暗号資産積立サービスでも採用されているため、ドルコスト平均法を用いた仮想通貨投資は初心者の方でも比較的簡単に始めることができるようになっています。
なお、ロバート・キヨサキ氏は以前から「金・銀・ビットコイン」を非常に強く支持し続けており、今月21日には「ビットコインの次の目標は135,000ドル(約2,000万円)」とも語っています。