ビットコイン(BTC)を購入し続けている東証上場企業「メタプラネット」は2024年6月25日に、イギリス領バージン諸島に100%子会社を設立することを発表しました。
メタプラネットは東京証券取引所スタンダード市場に上場している日本の持株会社であり、投資・IRコンサル・不動産・Web3コンサル・流通輸出入支援などの事業を手掛けています。
同社は今年4月にビットコインを財務戦略の柱として取り込んでいく方針を発表して以降、定期的にビットコインを購入し続けており、記事執筆時点では合計14億5,000万円相当のビットコインを購入、今月24日には「10億円相当のビットコインを追加購入する計画」も発表されています。
イギリス領バージン諸島で設立される子会社はビットコインの保有・管理・運用を主な事業とする100%子会社で、公式発表では『グローバルな環境でより優位な財務戦略を実行し、メタプラネットのビットコインの保有・管理に活用していく』と説明されています。
バージン諸島は法規制や税務面での投資環境が整っているため、今後はバージン諸島の子会社がグローバル展開を進めていく上での拠点になるとのことです。
なお、バージン諸島の子会社は2024年7月に設立される予定で、子会社の称号などについては以下のように報告されています。
商号 | Metaplanet Capital Limited |
所在地 | Craigmuir Chambers, Road Town, Tortola, VG 1110, British Virgin Islands |
代表者の役職・氏名 | 取締役 サイモン・ゲロヴィッチ |
事業内容 | 主にビットコインの保有・管理、ビットコインに関連する運用など |
設立時出資金 | 米国10,000ドル |
設立年月日 | 2024年7月(予定) |
大株主及び持株比率 | 株式会社メタプラネット 100.00% |
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