MacOS・Windowsなどでもプレイ可能に
2024年8月18日、ゲーム業界に注目すべき動きがありました。クルーズ株式会社の完全子会社であるCROOZ Blockchain Lab株式会社(CBL)が関わる『PROJECT XENO』が、PCでのプレイに対応しました。この展開は、業界関係者の間で話題となっています。
『PROJECT XENO』は、これまでスマートフォン向けのゲームとして知られていました。今回、ブラウザ型クラウドゲームプラットフォーム『TapFun』(早期アクセス版)に対応したことで、WindowsやMacOSなどのPC上でも楽しめるようになりました。
この対応により、スマートフォンの性能制限でプレイできなかったユーザーも、PCで気軽に遊べる環境が整いました。
『TapFun』は、ゲーム業界が抱える課題に挑戦するプラットフォームです。近年、スマホゲームの容量が増大し、高性能な端末が必要になっています。また、ダウンロードやインストールに時間がかかるという問題もありました。『TapFun』は、これらの課題を解決し、ユーザーがすぐにゲームを楽しめる環境を提供しています。
『TapFun』のプラットフォーム手数料率は、クラウド費用込みで総売上高の18%に設定されており、ゲーム運営会社の収益性向上が期待できます。また、導入も簡単で、既存のEXE/APK実行ファイルに『TapFun』のAPIを組み込むだけで、短期間でブラウザ版としてリリースできるそうです。
国内上場の仮想通貨「GXE」も発行
『PROJECT XENO』は無料で遊べるPvPバトルゲーム
『PROJECT XENO』は、GameFiとe-Sportsを融合したPvPバトルゲームとして注目を集めています。2023年5月10日に正式サービスを開始し、人気YouTuberのヒカル氏やボクシングチャンピオンのマニー・パッキャオ氏とのコラボレーションも話題を呼びました。グローバル展開されており、日本語、英語、繁体字、簡体字に対応しています。
ゲームの基本プレイは無料で、アイテム課金制を採用しています。対応チェーンはBNB Chain(BNB)とEthereum(ETH)で、仮想通貨業界との連携も注目されています。公式サイトやSNSでの情報発信も活発で、ユーザーコミュニティの拡大に力を入れているようです。
『PROJECT XENO』のPC対応は、ゲーム業界とブロックチェーン技術の融合を示す象徴的な出来事と言えます。クラウドゲームプラットフォームの進化により、より多くのユーザーがハイクオリティなゲームを手軽に楽しめる時代が来たようです。
クラウドゲーム技術の進歩とブロックチェーンの融合は、ゲーム業界に新たな可能性を開くでしょう。『PROJECT XENO』のPC対応は、その先駆けとなる重要な一歩と言えるかもしれません。今後の展開に、業界内外から大きな期待が寄せられています。
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Souce:CROOZ Blockchain Lab公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:CROOZ公式発表から引用