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日産自動車、Web3プロジェクト「NISSAN PASSPORT」始動|NFT限定配布も予定

Web3活用コミュニティや限定イベントを展開

日産自動車は2024年11月18日に、ブロックチェーンやNFTなどのWeb3技術を活用した新プロジェクト「NISSAN PASSPORT」を開始したことを発表しました。

NISSAN PASSPORT(ニッサンパスポート)は、Web3技術を活用して顧客との新たな関係性を構築することを目的とした新プロジェクトであり、Web3技術を活用してコミュニティや限定イベントなどを展開していくと説明されています。

新プロジェクトの詳細は明らかにされていないものの、記事執筆時点ではベータ版サービスとなる「NISSAN PASSPORT BETA」の公式サイトが公開されていて、最新情報などを発信する公式Xアカウントも公開されています。


5,523枚のメンバーシップNFT限定配布も予定

NISSAN PASSPORTの公式サイトでは、特別体験に参加するためのメンバーシップNFTを5,523枚限定で配布することも告知されています。

このメンバーシップNFTの応募受付は2024年12月5日から開始される予定で、これに関する最新情報や詳細情報は公式Xアカウントで近日中に公開すると報告されています。

Xアカウントの発表では「日産web3プロジェクトの参加者を募集し、抽選で日産限定パスをプレゼントする」と説明されているため、メンバーシップNFTは応募・抽選で獲得することが可能で、NFT保有者は日産のWeb3プロジェクトに参加できるようになると期待されます。


Web3・メタバース関連の取り組みは以前から

日産自動車は以前からWeb3関連の取り組みを進めていて、2023年3月には「日産がWeb3関連で4つの商標を米国特許商標庁(USPTO)に出願したこと」も報告されています。

この時に出願された商標は「INFINITI・NISMO・NISSAN」に関するもので、具体的には「バーチャルの衣類やクルマ、バーチャルグッズやNFTを扱う店舗、NFTマーケットプレイス+取引+発行、メタバース広告サービス」などの計画が示されていると報告されていたため、今後はこれらのWeb3関連サービスが本格的に展開される可能性もあると期待されます。

また、日産自動車は2023年に、クルマの検討から購入の契約までをメタバース上で行える仮想店舗であるNISSAN HYPE LAB(ニッサンハイプラボ)の実証実験も実施しているため、Web3技術とメタバースを組み合わせたサービス展開などにも期待が高まります。

今回発表された「NISSAN PASSPORT」にこれらの商標やメタバースが絡むかは現時点で不明であるものの、Web3技術とメタバースは相性も良いため、今後の詳細発表などに注目です。

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Souce:NISSAN PASSPORT公式サイト
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用