「MetaMe SQUAD」と「MetaMeパッケージ」提供開始
NTTドコモとRelicは2024年12月2日に、ドコモが技術開発するメタバース「MetaMe」を利用して企業や団体がサービス提供やイベント開催などを手軽に行えるプログラム「MetaMe SQUAD」の無償提供を開始し、NFT関連機能も備えた4種のパッケージサービス「MetaMeパッケージ」の販売を開始することを発表しました。
MetaMe(メタミー)とは?
MetaMe(メタミー)は、仮想空間のなかでアバターなどを通じて自分らしさを表現し、目的や価値観に応じて他者との繋がりを持つことができるドコモ独自のメタコミュニケーション技術を搭載する新しい形のコミュニケーション空間です。
メタミーのメタバースには、パソコンやスマートフォンから無料でアクセスすることが可能で、10,000人が同時に同じ空間にアクセスすることが可能、音声やテキストで会話を楽しめる他、様々なコンセプトのワールドに出かけることもできます。
また、NFTマーケットを利用すれば、コラボ企業やアーティストのNFTや、MetaMe内で閲覧できる絵画(アート)、会員証、洋服、ユーティリティなどを得られる様々なNFTを、仮想通貨やMETAMOを使って購入することが可能です。
MetaMe SQUAD(メタミー スクアッド)
MetaMe SQUAD(メタミー スクアッド)は、MetaMeを利用してサービス提供やイベント開催などを手軽に行える企業・団体向けの無償プログラムであり、「価値観理解、多人数接続、行動変容、LLMを用いたアバター開発」の技術情報をオープン化し、メタバースサービスの開発やサービス提供などの支援を行うと説明されています。
メタミースクアッドは2024年12月2日から無償提供開始されていて、参加した企業や団体はメタミー上だけでなく、自社環境でのサービス開発、サービス提供、イベント開催などが可能になると説明されています。
MetaMeパッケージとは?
MetaMeパッケージは、MetaMeでのサービス提供やイベント開催を手軽に実現させるために「多人数接続イベント、謎解き、対話型AI、NFT販売」の4種サービスをそれぞれパッケージ化して提供するサービスです。
このパッケージサービスはRelicから販売されるもので、同パッケージを利用することによって、プログラミングなどの専門知識をもつ技術者がいない企業や団体も、用途に合わせて簡単にメタコミュニケーション技術を活用したビジネスを展開できるようになっています。
Relicが販売する「MetaMeパッケージ」とドコモが無償で提供する「MetaMe SQUAD」を併せて利用することによって、より手軽にビジネスを展開することができます。
MetaMe SQUADには20以上の企業・団体が参加
NTTドコモは「MetaMe SQUAD」を通じて様々な参加者に「MetaMe」の独自技術や環境を提供することで「MetaMe」の技術の利用拡大をすすめ、Relicは「MetaMeパッケージ」の販売を通じてメタバースコンテンツの拡大をすすめることで、両社で連携しながら「MetaMe」の成長に向けた取り組みを加速させ、メタバース市場の成長に貢献していくと語っています。
MetaMe SQUADへの参加を予定しているパートナーとしては以下のような企業・団体が挙げられています(社名公表に同意した企業・団体のみを掲載)。
- 株式会社アーリーワークス
- アクセンチュア株式会社
- 株式会社アンナプルナ
- Indigames Inc.
- 株式会社Indie-us Games
- 株式会社AI Booster
- 株式会社NTTコノキュー
- 株式会社NTTデータ
- 株式会社NTTデータMSE
- NTTテクノクロス株式会社
- 株式会社NTT Digital
- 株式会社クロノゲート
- GUILD株式会社
- 株式会社360Channel
- 株式会社ショウワクリエイト
- 株式会社セック
- 株式会社GClue
- 株式会社Zrek
- 株式会社調和技研
- 株式会社Diarkis
- ネオス株式会社
- 株式会社 PKSHA Technology
- 株式会社モフ
- 株式会社 re Light (50音順)
「MetaMe、MetaMe SQUAD、MetaMeパッケージ」の詳細は、以下の公式サイトや公式発表ページで確認することが可能です。
>>MetaMe公式サイト
>>NTTドコモ公式発表
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Souce:NTTドコモ公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:NTTドコモ公式発表から引用