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メタマスク内の仮想通貨が使える「MetaMask Card」米国で試験運用プログラム開始

仮想通貨ウォレットを展開しているMetaMask(メタマスク)は2024年12月19日に、メタマスクが展開する仮想通貨対応の決済カードであるMetaMask Card(メタマスクカード)の試験運用を米国で開始することを発表しました。

MetaMask Card(メタマスクカード)は今年8月に発表されたMetaMaskウォレットから直接支払うことができる世界初のマスターカード決済カードであり、「MetaMaskMasterCard、Baanx」の提携を通じて提供されるデビットカードのような仮想通貨対応決済カードとなっています。

カード利用者はメタマスクのウォレット内で管理している仮想通貨を使って日常的な支払いを行うことが可能で、マスターカードに対応している世界中の店舗で支払いができる他、Linea上のUSDC・USDT・WETHを使ってオンライン店舗でも迅速かつ低コストに支払いができると報告されています。

メタマスクカードの試験運用はEUと英国で実施されていましたが、今回は試験運用プログラムの対象地域を米国に拡大したことが報告されています。この試験運用プログラムに参加すると、正式リリース前にメタマスクカードを試すことができるとのことです。

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メタマスクカードの詳細記載ページでは、メタマスクカードを利用できる地域として「アメリカ、イギリス、欧州連合、スイス、ブラジル、メキシコ、コロンビア」が挙げられています(2024年12月20日時点)。

カードを利用できる地域はまだ限られているものの、対応地域は徐々に拡大してきているため、今後はさらに多くの地域でメタマスクカードが展開されることになると予想されます。

最近では仮想通貨が使えるデビットカード・クレジットカードの種類も増えてきており、そのようなカードの多くは「Apple Pay」や「Google Pay」にも登録できるため、仮想通貨対応カードが普及すれば、仮想通貨の利用機会がさらに広がり、仮想通貨の一般普及にもつながると期待されます。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:MetaMask公式発表から引用