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PRIVATIX(プライバティックス)とは?「未使用のネット通信を販売できるトークン」

PRIVATIX(プライバティックス)という新しい ICO が公開されています。
PRIVATIX は、
「使っていないインターネット通信データを販売する。」
という面白いアイディアから生まれたトークンです。
私たちは固定のインターネット通信を契約していますが、24時間フルにインターネットを使っているわけではありません。
仕事や睡眠中などは、オフラインです。
しかし、インターネットの契約は固定ですので、料金は使っても使わなくてもかかってきます。この
「余ったデータ通信」を販売できるのが、PRIVATIX の面白いところです。
すでにトークンセールは始まっており、イーサリアムで販売されています。
プレミアムキャンペーンでは、1608ETH(約 5600万円)分のトークンがわずか 3分で完売、10月17日の段階では参加者が 1000人を超えるなど、非常に注目度の高い ICO となっています。
それでは今回は、PRIVATIX をご紹介していましょう。

PRIVATIX(プライバティックス)とは?

https://www.youtube.com/watch?time_continue=21&v=U35hrZEgqNk
先ほど簡単に解説しましたが、PRIVATIX は「使っていないネット通信のデータ」を販売することができます。
外出中・睡眠中など、インターネットを使っていない時間が私たちには存在します。
もちろん、インターネット通信の多くは月額固定の料金ですから、「余った通信データ」があったとしても料金が返金されることはありません。
そこに目をつけたのが PRIVATIX プロジェクトです。
PRIVATIX の誕生で、余った通信データを販売することが可能となりました。
例えば、Aさんが自宅でインターネットを使用するのは夜の 9時から12時の3時間だけだったとします。
すると 21時間は「使っていない」ということになるので、この 21時間分のデータ通信を切り売り出来るわけです。
PRIVATIX が事前に行った調査では、インターネット通信サービスの 90%は「余っている」という結果になりました。
2016年のインターネット利用者は 34億人を超え、2020年には 50億人にまで膨れ上がると予測されています。
そして、インターネット接続には、検閲・モバイル接続不良・低速インターネットアクセスなどその国の規制当局による厳しい制限が存在します。
PRIVATIX ユーザーはこうした「その国独自の規制」を無視することができます。
また、私たちのデータ通信の原価は、1GBあたり 3円〜 5円ほどと、非常に安価です。
しかし、販売するタイミングでは、通信会社の利益・コストなどを計算されて販売するため、その価格は数十倍にまで跳ね上がります。
これは非常に非効率的で、大きな社会的コストです。
この問題を解決するのが PRIVATIX だということですね。
というより、使っていない時間のデータ通信を販売できて、PRIVATIX という暗号通貨が手に入るのなら、単純に嬉しいですよね。
またすでに PRIVATIX 関連サービスのユーザー数は、75万人を超えるサービスも存在しています。

PRIVATIX(プライバティックス)のメリット


PRIVATIX のメリットは何も「余ったデータ通信が販売できる」だけではありません。
日本にいるとなかなか気づくことはありませんが、他国ではインターネット通信そのものが制限されている場合もあります。
例えば、中国やロシアなどはその良い例でしょう。
先日ロシアでは、ビットコインに関連する WEBサイト観覧の規制が行われました。
このような「インターネットの規制問題」も PRIVATIX は解決してくれます。
例えば、日本にいる Aさんが、PRIVATIX を通して自身のデータ通信を販売したとします。
ここでロシア在住の Bさんが、Aさんのデータ通信を PRIVATIX を通して購入します。
すると、Bさんは「日本のルール」で WEB 観覧を行うことが可能となり、ロシアで規制されている WEB サイトへアクセスすることが可能となります。
もちろん、データの売買は、PRIVATIX トークンで行われるため、
Aさんはトークンを手に入れ、Bさんはロシアでは手に入らない情報を得ることが出来る。というわけです。
もちろん、このやり取りはブロックチェーン上で行われるため、規制当局が「何を見たのか?」を調べることもできません。
政府とサイバー犯罪者は、ユーザーデータを収集し、人々を追跡します。
ここではプライバシーの権利は尊重されません。
Cyber​​security Ventures(サイバーセキュリティ・ベンチャーズ)によると、サイバー犯罪による被害額は、2015年に 30億ドル(約 3300億円)、2021年には 60億ドル(約 6600億円)に増加すると予想されています。
PRIVATIX で通信速度とプライバシーの保護の改善を行っていく計画です。
特に、各国で暗号通貨関連のビジネスを行う人や企業は、国の制限を飛び越えて取引が可能となりますので、将来性の高いプロジェクトなのではないでしょうか。
企業は「安価で、高速な、高いセキュリティを維持した、自由度の高いインターネット通信」が手に入るので、今後、多くの企業がインターネット通信で PRIVATIX を利用する可能性があります。

PRIVATIXのICO情報詳細

PRIVATIX は合計で 1,000万PRIX が発行されています。
初期 ICO(プレミアムキャンペーン)では、30万PRIX がわずか 3分で完売しています。
現在もトークンセール中ですが、レートは「 100PRIX= 1ETH 」で取引されています。( 1PRIX あたり 350円ほど)
最小購入量は、1PRIX( 0.01ETH )から可能なので、投資しやすい ICOとなっています。
購入できる通貨はイーサリアムだけです。
トークンセール中に 800万PRIXが販売され、合計で 20億円ほどの資金調達を行う予定です。
最近の ICO 案件の中ではかなり小規模ですね。そこもまた信頼できる判断材料の 1つです。

PRIVATIXの今後

PRIVATIX は、イーサリアムのブロックチェーン上で構築されており、コードとトラフィックを暗号化することによって、すべてのネットワークユーザーを保護します。
PRIVATIX は今後、複数のサービスを展開していく予定ですが、展開していくサービスもすでに公表されています。
その中のモバイル用プラットフォーム「 SDK 」は、自由度の高いプラットフォーム上で、モバイルアプリケーション開発者の利益を守ります。
また、PRIVATIX プロジェクトチームは、オープンソースコミュニティの意見を共有し、 PRIVATIX ネットワークが開始されてから3年後には、チームが重要だと判断したオープンソースプロジェクトの開発のために純利益の 5%を支払うことを約束しています。
その他にも、匿名でリアルタイムで最も高速のノードに接続することができる DPI識別から保護された分散型VPNサービスも展開する予定です。
PRIVATIX のネットワークが拡大するにつれて、古典的な CDN のコストは大幅に下がり、企業や一般ユーザーにとってインターネット通信がより手頃な価格になります。
ソフトウェアをインストールせずに PRIVATIX ネットワークに接続し、Wi-Fi経由でVPN保護された接続を共有できるポータブル DD-WRT VPNルーターや、
追加または有料コンテンツなしで、PRIVATIX の助けを借りることでアプリを収益化する新しいサービスなどもリリースしていく計画です。
また、このような仕組みですから、PRIVATIX が犯罪に使用される可能性もあります。
しかし、IPアドレスが違法な目的のために使用される場合、ユーザーに絶対的な法的免責を保証しています。

PRIVATIXトークンセール【ボーナス期間】

PRIVATIX のトークンセールは、購入日に応じて5%から40%のボーナスがあります。
販売の開始から最初の 48時間以内にトークンを購入する投稿者には、40%のボーナスが支払われ、ボーナスは毎週下がりますので、購入を考えている方は早めの購入をオススメめします。
また、販売の最長期間は 4週間で、上限の 57,000 ETH に資金調達が達すればトークンセールは終了します。
PRIVATIX のトークンセールに参加される場合は、下記リンクよりお申し込みをされてください。
>>「 PRIVATIX の ICO に参加する
>>「 PRIVATIX ホワイトペーパー