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ビットコイン決済テスト成功で株価3%上昇「Square」

世界最大の POSレジ( iPhone・iPad を使った電子レジシステム)を販売・サポートをする Square(スクエア社)がビットコイン決済を同社の製品アプリでテストし、成功していたことを発表しました。
発表後、Square社の株価は 3%も上昇し、市場にとってかなりの追い風となる報道となりそうです。
Square を利用している店舗は、日本国内だけでも 10万店舗を超え、世界中の導入店舗を合計すると「数百万店舗」にも上ります。
これら数百万店舗が「一斉に」ビットコイン決済を導入すれば、価格の高騰はもちろん、Square社に続きその他の決済システム運営会社もビットコイン決済を導入、さらなる高騰の可能性も出てきました。
ちなみにこの「数百万店舗」という数字は、2年以上前のデータなので、現在は 1,000万店舗を超えている可能性も十分にあります。

Square社のビットコイン決済はいつか?

Square社は、iPhone と iPad を使った電子レジシステム販売を促進する大手企業です。
Square社の強みは、手持ちの iPhone や iPad に簡易的なクレジットカードをスキャンする端末機器やレジ機器・アプリを導入するだけで、レジシステムが使えるようになることでしょう。
数十万円するレジシステムを導入せずとも、わずか数千円の端末とアプリだけで、簡単に高品質な店舗決済システムが導入でき、さらに月額料金もかからないため、日本国内でも 10万店舗を超える導入実績があります。
また決済手数料も通常のレジシステムよりも安く、メニューの登録などもアプリを通して簡単にできるため、利用者が増加していました。
今回のビットコイン決済の実験が成功したことで、Square社は本格的にビットコイン決済システム開発に乗り出すようです。
もし導入が成功すれば、Square社は年間「 30億円」以上利益が、ビットコインだけ確保できるというデータも出ています。
この統計データでは、全ての店舗で年間 200ドル(約 2万2,000円)分のビットコインが利用されると考えられており、Square社はビットコインの決済手数料を 1.5%ほどに設定を予定、1,000万店舗で計算をすると、利益が 30億円を超えることがわかります。
当然、この動きを見た投資家が Square社への投資を行ったことで、株価が 3%も上昇しました。

日本国内のビットコイン決済導入店舗

日本ではすでにメガネスーパーを始め、リクルートが提供する「 Airレジ」導入店舗でビットコイン決済が始まっています。
リクルート社の計画では、今年中に加盟している 2万店舗がビットコイン決済を導入する予定です。
また、大手コンビニでもビットコイン決済は導入が計画されており、日本国内のビットコイン決済店舗は 2020年までに「 100万店舗」を超えるといわれています。
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