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ビットバンク(bitbank)が顧客資産の運用体制について公表

仮想通貨取引所ビットバンク(bitbank)は、26日の coincheck(コインチェック)社において発生した仮想通貨ネム(NEM)の不正流出を受け、自社で行っている仮想通貨ウォレットの運用体制について公表しました。

先日のコインチェック社で発生した暗号通貨ハッキング事件により、取引所の顧客資産管理に対する不信感が広がっている。
これを受けビットバンク社は、顧客資産の保護・安全性の確保への取り組みついての詳しい説明を公開しました。

ビットバンクのホットウォレットに含まれる顧客資産の割合

(追記2018年1月31日追記)

ホットウォレットの顧客資産がどれぐらいの割合で含まれているのかというお問合わせが殺到しているようです。
ビットバンクから追報を出しておりユーザの関心の高さが伺えます。(以下ビットバンクのアナウンスを引用)

現在、ホットウォレット内の資産比率について、顧客資産がどの程度含まれているのかというお問合わせを多く頂いております。
弊社のホットウォレットには顧客資産は含まれず、自己資産のみの運用となっております。
本件に関しても、金融庁への報告を既に行っております。
当社は、お客様に安心してご利用いただくため、引き続き内部監視を含むセキュリティ強化に務めて参ります。

外部からはアクセスできない状態で顧客の資産を保存しているようです。
ビットバンクが懸念しているように、コールドウォレットに入っていれば万全というわけではありませんが最低限のセキュリティを周知することでユーザの皆さんも安心して利用できるのではないかと思います。

今回起きた事件は、資産管理について各自がもっと意識や知識、認識を高めなければいけないことを再確認させるものでした。
今後の管理方法を考える上でも、一度読んでおくべき内容だと思われます。

26日に coincheck で発生した仮想通貨の不正流出事件の概要はこちら
>> 「【速報】売買停止中のコインチェックの記者会見がスタート
>> 「【速報】コインチェックがNEMの保有者全員に日本円で返金を決定!

ビットバンクが公表した「顧客資産の保護・安全性の確保への取り組み」ついては以下のリンクからどうぞ
>> 仮想通貨取引所ビットバンクのコールドウォレット・マルチシグ運用体制について