ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は約2ヶ月間に渡って30万円台での推移を続けていましたが、本日2月18日には再び大きな回復がみられ「40万円」を突破しています。しかし著名な仮想通貨トレーダーやアナリスト達は、これまでの市場が”売られ過ぎ”だったことを示すような価格の急上昇は見られていないため、ビットコインは近い将来さらに下落する可能性があると語っています。
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パターンはこれまでと同じ「BTC買い」は少ない
ビットコインはこれまでにも現在の価格帯で何度も高値にトライしてきましたが、今のところ現在の価格帯で大きな「買い圧力」はみられておらず、40万円台にある複数の壁を超えきれていませんでした。
2月8日頃にビットコイン価格の急上昇が見られたことによって、トレーダーやアナリストの間ではビットコインの底値は3,000ドル(約33万円)前後だという考えが見られ始めましたが、海外の著名な投資家であるJani Ziedins氏は「ビットコイン価格は上昇し続けている訳ではないため、近い将来再び下落する可能性がある」と指摘しています。
ビットコインは3,000ドル台での推移を続けていますが、9,000ドル、8,000ドル、7,000ドル、6,000ドル、5,000ドル、4,000ドルでも同じような動きを見せてきました。今のパターンはかなり明白です。
本当に売られ過ぎている場合には、それらの価格帯から急激な回復がみられます。そのような決定的な動きがみられていないという事実は、ビットコインが「まだ売られ過ぎのレベルに達していない」ことを示しています。
また、Twitterで人気の仮想通貨トレーダーである「Hsaka」氏も最近のツイートで「現在のビットコイン市場は行き詰まっている」との考えを語っており「現在も弱気相場が続いている」と述べています。この他の意見としては、長期的に見るとビットコインのサポートラインは継続的に低下を続けているため、ビットコインの「強い買い」が入るためにはさらに底値を更新する必要があるとの意見も出ています。
超えるべき壁は40万円台?
同じくTwitterで人気のアナリストである「TraderArjun」氏も、近い将来ビットコイン市場がさらに下落すると予想していることを語っています。しかし同氏の予想では、今後の「超えるべき壁」が40万円台に設定されているため、現在の上昇傾向維持されれば、回復に向かう可能性もあると考えられます。
BTCがこのレンジに入って以降の価格行動から判断すると、これが今後可能性のあるシナリオです。このバイアスに異議を唱える技術的な反論を聞きたいのですが…感情的な返答にはストレートにブロックで対応します。
「TraderArjun」氏の予想では、ビットコインは「40万円台の壁」にトライして超えることができなかった際にさらに下落すると予想されています。仮想通貨業界の著名な投資家たちからは「ビットコイン価格の低迷は今後も継続することになる」との予想が複数語られていますが、現在はやや回復する傾向が続いているため、このまま40万円台の壁を超える可能性もあると考えられます。
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2019年2月18日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、記事執筆時点で41万円近くまで上昇しており、やや反発する動きがみられています。Jani Ziedins氏やTraderArjun氏は、このあたりの価格帯で反発し、再び下落する可能性があると語っているため、今後はこのラインを超えていけるかどうかに注目が集まります。
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