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アトランタに広がるランサムウェアはビットコインの支払いを要求

先週ジョージア州アトランタで多くの政府サービスが中断されたとのことで、市町村のコンピュータにランサムウェアが侵入し「ビットコイン(BTC)で51,000ドルを支払わなければ、重要な都市機能を停止させる」と警告しているとのことです。攻撃者たちは警察を含む市全域のサービスに影響を与えました。週末の時点では問題はまだ解決されていないとのことです。

ジョージア州アトランタのテレビ局NBCテレビは、3月11日早朝にこのことを報じています。

アトランタでは警察署や裁判所なども含む多くのコンピュータが人質にされており、攻撃者は51,000ドル相当のビットコインの支払いを身代金として要求しています。

アメリカの主要都市を狙うランサムウェア

このようなランサムウェアを利用した攻撃は初めてのことではありません。

フロリダ州サラソタでは、労働者が3300万ドルを支払うよう警告をうけています。アラバマ州リーズでは12,000ドル以上を支払った結果システムを復旧させることができたようですが、ジョージア州ハインズヴィル/ニューメキシコ州ファーミントンでは、未だにコンピュータにアクセスできない状態が続いているとことです。コロラド州イングルウッドでは、街のコンピュータインフラ全体を閉鎖しています。

連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省(DHS)チームがこの事件を取り上げており、深刻な状況であることから、必要に応じて翌営業日に政府がオフィスを閉鎖すると噂されています。市の有名な国際空港は影響を受けていませんでした。。

市長は「我々は攻撃の程度を知らない」と語り、強い忍耐力を求めました。

「私たちは、傷ついた傷にバンドエイドを入れないようにしたい。個人のデータや銀行口座が侵害されるかどうかは分かりません。私たち全員がこの攻撃を受けます」

複数の要請にもかかわらず、市長は市がビットコインの身代金を支払うかどうかを答えることを拒否しているとのことです。

(引用元:Bitcoin.com