分散演算基盤「EMETH(エメス)」が本格始動
P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴)は2023年9月13日、分散演算基盤「EMETH(エメス)」の本格的な運用に向けて「Emeth White Paper v.1.0.」を公開したことを発表しました。
EMETH(エメス)について
EMETH Distributed Computing Platform概要
EMETH(エメス)は、分散コンピューティングの一つであり、コンピューターの演算力を必要としている個人や企業と、個人のゲーミングPCやデータセンターのサーバーなどをマッチングすることで、利用されていなかった空きリソースに価値を提供し、新たな経済循環を創出するプロジェクトです。
活用例の一つとして「AIを動かす為に必要不可欠な演算力」を提供する手段として注目されています。大規模な演算が必要なJOBを分割し、EMETH platformに接続してくれている”ノード”と呼ばれる、PCやサーバーの複合体に依頼することで演算結果を得ることができます。
この演算結果を得るための費用は、EMETHの報酬分配の自動契約に基づいて公平に分配され、需要と供給のバランスに基づいて算出されます。そのため、既存のクラウドサーバーを使用した時にかかる費用よりもコストを削減して提供できると予測されています。
クライアント側にとっては、演算力を安価で確保でき、ノード側(計算力提供者)にとっては、空きリソースや古いGPUマシンでも一定以上の計算力があればノードに参加して報酬を受け取ることができます。
参加ノード募集のお知らせ
EMETH協会は、EMETHへの演算力提供者に向け、環境の提供開始、ならびに参加ノードの常時募集とサポートを開始しました。記念NFT配布や、イベント、キャンペーン告知など、SNSなどにて案内がありますので、以下のX(Twitter)、Discord(ディスコード)をご確認下さい。
【イノベーションフェーズ「Codename NOVA」】
今後の分散演算基盤を拡大させることを目的に、EMETHノード+PolygonChainでの本番環境での運用が2023年9月18日より開始されます。
■EMETH・イノベーションフェーズ 導入支援サポート
EMETH Distributed computing platform Innovation Phase「Codename NOVA」記念NFT
記念NFTの配布は2023年9月末予定となっており、X(Twitter)のフォローが必須条件になります。追加詳細はX(Twitter)にて告知されます。
※記念NFT配布やイベント、キャンペーン告知は以下のSNSにて通知される予定です。
※演算力提供者に向けた環境の提供開始のお知らせもSNSで通知されます。
■「EMETH」SNS・問い合わせ先
EMETHの根幹にある社会問題解決への理念
~オルツはEMETHによる、社会問題の解決に向けたプロダクト実装を進めてまいります~
2009年、ビットコインは真実の非中央集権を目指して革命を起こしました。マイニングという新しい経済競争が生まれ、半導体に新たな価値の創出がここ10年近く、半導体は進化を遂げ続けています。
また、ビットコインを掘るという行為は、世界中の電力消費にも新たな消費先として関わり、価値の進化とともに、競争の原理で最新の半導体によってずっと消費が続けられています。
そのため、使われなくなった半導体が世界にかなりの数が放置されております。生産されてきたGPUやサーバー、まだ利用できるはずのリソースが放置され、社会実装がされていない状況が続いています。
それにも関わらず、近年のAIの進化に伴い、演算リソースは不足傾向にあり、GPTを含む大規模言語モデルや画像生成AI、レンダリング、IOTにいたるまであらゆる演算力が高コストのまま運用されています。
EMETH協会や当社オルツのEMETH開発者たちは、埋もれて使われなくなった半導体を活用することで、より効率的で持続可能な分散コンピューティングの開発を続けてまいりました。
EMETHの目的は分散コンピューティングを通じて、世界中の人々が自由かつ公平に計算力を共有することです。人々の探求心、あらゆる人類の叡智の探究者にパワーを提供していく公平なプラットフォームとして、真理(EMETH)を導いていく存在として、世界がより豊かになる未来を創造してまいります。
そして、参加者全員が人類の叡智の結晶とも呼べる、人類の作成してきた演算力を一つに繋ぐことで、AIのシンギュラリティを超え新たな時代を創る分散演算基盤EMETHを本格始動させてまいります。
※EMETHの詳細は「Emeth White Paper v.1.0.」から
※EMETHの早期参加者を募るイノベーションラウンド情報
分散演算基盤「Emeth(エメス)」の本格稼働を開始
今後の分散演算基盤を拡大させるべく、EMETH・イノベーションフェーズ「Codename NOVA」が開始され、演算力提供者は常時募集されます。
【Emeth Network Innovation Phase「Codename NOVA」について】
EMETH・イノベーションフェーズは最初期の開発段階のコードネームです。ジョブカテゴリーを増設し、初期マイナー演算力提供者やプラットフォーム利用者と共に新たな価値を創出していく施策を段階的に行います。
【参加者募集期間】
常時
【推奨マシンスペック】
- CPU:Intel Core i5-10400 4.3GHz相当以上
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3090(24GB RAM)相当以上
- メモリ:上記GPUが積んでいるRAMの2倍以上
- ディスク:256GB以上、余裕を持って1〜2TB推奨
- 電源:上記の構成を賄える容量のもの
※現状のジョブカテゴリーにAMD Radeonは非対応
【最低マシンスペック(推奨)】
- CPU:Intel Core i3-10100 3.6GHz相当以上
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 1080(8GB RAM)相当以上
- メモリ:上記GPUが積んでいるRAMの2倍以上
- ディスク:256GB以上
- 電源:上記の構成を賄える容量のもの
※PCとして機能する状態であれば上記スペック以下でも参加は可能
※現状のジョブカテゴリーにAMD Radeonは非対応
【Emethに関するお問い合わせ先】
emeth@alt.ai
EMETH協会について
EMETHは、2018年に分散コンピューティングの新たな形として、演算力のみのリソース提供を提言し、真に公正なコンピューティングリソースを提供していくために開始されました。
本格的な開発が進み、EMETHのリリースと初期のコミュニティのハンドリングを担う有識者の団体として2023年にEMETH協会を設立。今後運用されていく分散型コミュニティを牽引していくコンソーシアム型の組織として運用されていきます。
株式会社オルツについて
2014年11月に設立されたオルツは、P.A.I.(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。
また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。2022年6月にシリーズDラウンドで35億円の資金調達を実施し、累計調達額は62億円に及びます。
株式会社オルツの詳細はこちらから
【報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社オルツ 広報 西澤
e-mail:press@alt.ai
【アライアンスに関するお問い合わせ先】
株式会社オルツでは、IT・金融・建設・物流・メディア・製造・小売・サービス業など、ジャンルを問わずAIソリューションの提供および支援を行っております。
EMETH協会
株式会社オルツ EMETH事業部 菊地
e-mail:emeth@alt.ai
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