仮想通貨を活用してゲーム業界が抱える問題を解決することを目指す「Pocketful of Quarters」の最高経営責任者(CEO)は、なんとまだ11歳です。普通通り学校に通うCEOであるGeorge Weiksner氏は、わずか11歳でイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を開始しています。
11歳のCEOがこなす1日のスケジュールは?
海外の大手メディアであるMarketwachによると、オンラインゲームの仮想通貨を開発している「Pocketful of Quarters」のCEOであるGeorge Weiksner氏は、時間通りに学校や宿題を管理し、健康な睡眠スケジュールを立てているとのことです。
彼は6時頃に起きて、7時30分に学校に行きます。
学校で4時まで過ごした後はバスに乗って5時頃には家に帰ります。
家に帰ると宿題に取り掛かる彼は6時には宿題を終えます。
夕食を食べた後に、彼は暗号通貨の価格をチェックするとのことです。
彼は、就寝時間が午後8時であることから、Pocketful of Quartersでは僅か2時間しか働かないとのことです。
11歳のCEOはゲーマーが課金した「使わないコイン」を救う
Weiksner氏は取材に対して、課金制のゲームを利用する多くの人々が抱えていた問題を解決することを目指していると語っています。
現在の課金型ゲームは、課金したユーザーが飽きてしまった場合などには、購入したゲーム独自の通貨は無駄になってしまうことがほとんどです。
彼は、そのようなゲームに課金した「使わないコイン」を救うことができるプラットフォームの設計を目指しています。
Pocketful of Quartersは、既にICOで発行されるコインをこれらのプラットフォームで使用できるよう、多くのゲームプロバイダーとチームを組んでいます。このチームに参加する企業のゲームは、統一された仮想通貨を使用することができます。
これにより、プロジェクトに参加している企業はすでに利用されているゲーム通貨を簡単に自社のゲームに導入することができ、実際にゲームを利用するユーザーも単一の仮想通貨で複数の異なるゲームやプラットフォームにアクセスできます。
11歳のCEOが語る大きな目標
Weiksner氏は、Pocketful of Quarters社がICOで、約1,000〜2,000相当のイーサリアム(Ethereum/ETH)を調達することを目標としていると語っています。これは現在の価格で計算すると、約4,000〜8,100万円の価値となります。
まだ11歳である彼は、海外メディアで度々紹介されています。
数年後には、彼や彼のプロジェクトは世界的な大手企業となっているのかもしれません。
イーサリアムの価格は?
イーサリアムの価格は2018年4月1日の時点で1ETH=約40,000円となっています。
小学生でも活用できるイーサリアムは今後も幅広い需要がありそうです。
イーサリアムってどんな通貨?
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