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仮想通貨ヘッジファンドを設立したプロ野球選手


LAドジャースのマイナーリーガーであるTyler Adkison(タイラー・アドキソン)氏は、アスリートのための仮想通貨ヘッジファンドを設立するために22歳で野球選手としての人生を引退しました。彼は、仮想通貨はミレニアム世代によって導かれる未来の波だと語っています。

仮想通貨はミレニアム世代主導

LAドジャースの野球選手であった22歳のTyler氏は、選手専用の仮想通貨のヘッジファンドを設立しました。仮想通貨市場が不安定であることなどから、周囲の人々からは懐疑的な見方も寄せられる中、彼は人生の新しい再スタートに興奮しているとのことです。

Tyler氏はOC Registerに次のように述べています。

「この仮想通貨の動きは、非常にミレニアム世代主導の動きです。開発者はすべてミレニアム世代です。彼らは技術に精通しています。このスペースを作り運転する人々は私たちです。」

「プロ野球選手」兼「技術オタク」

野心的な野球選手が突然、仮想通貨のためにスポーツをやめたことは少し奇妙に聞こえるかもしれませんが、彼は、自分自身が長い間ビットコイン(BTC)に魅了された「技術オタク」であると語っています。

「私はサンディエゴ州でビジネスを学び、いつも投資に目を向けてきました。技術は私が想像できる限り私を魅了しました。中学校に通いながら最初のiPadのリリースを待っていた私は、iPadの代金を支払うためにキャンディーを売っていました。私は仮想通貨が技術的進歩の頂点であるように感じます。」

Red Sox Starを含む30人のクライアント

Tyler氏は、野球のトレーニング中の自由な時間を使って仮想通貨のヘッジファンドである「BlockTerra Capital LLC」を設立しました。

彼には、口コミの力もあり、すでにプロ野球やフットボールの選手である投資家と30人のクライアントがいます。
彼の最初のクライアントはボストンレッドソックスの29歳の投手であるジョー・ケリー氏でした。

Tyler氏を他の気まぐれで経験の浅い起業家として却下するのは簡単かもしれませんが、実際には仮想通貨の新興企業の多くはミレニアム世代です。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同設立者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalek Buterin)氏が最も代表的な例といえるでしょう。
現在24歳であるヴィタリック氏の純資産は4億ドルを上回ると言われています。ミレニアム世代である彼は、今まさしく仮想通貨市場でも特に重要な人物となっています。

若い世代はリスクを取るのに適している

コロンビア大学の副教授であるクリス・カスティリオン(Chris Castiglione)氏は、若い世代は仮想通貨のような不安定な業界に関連するリスクをとるのに適しているとForbesに語っています。

「仮想通貨市場はミレニアム世代にとって魅力的だと思う」

「40歳以上の人はキャリアや家族と一緒に落ち着き、成長の速い揮発性の分野に入る傾向が薄い。これは過去20年間でスタートアップの創設者と同じようになっています。」

(引用:CCN.com

スポーツ選手と仮想通貨

仮想通貨に関わりのあるスポーツ選手はTyler氏だけではありません。

世界的に有名なサッカー選手であるリオネル・メッシ氏は、SIRIN LABS Token(SRN)を発行している「SIRIN LABS」のアンバサダーをつとめています。

今年の秋頃には、メッシ氏が撮影に参加しているCMが放送されるともいわれています。

メッシ氏がアンバサダーをつとめているSirinLabsとは?