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Startale Labs「東京都渋谷区」と連携|Astar Network活用したWeb3事業開発を推進


東京都渋谷区とStartale Labs(スターテイルラボ)は2023年3月8日に「スタートアップ・エコシステムの形成に関する連携協定」を締結したことを発表しました。渋谷区とStartale Labsは、アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)を活用したWeb3事業開発を推進していくと報告されています。

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イベントやハッカソンなどを実施予定

東京都渋谷区とStartale Labs(スターテイルラボ)は2023年3月8日に「スタートアップ・エコシステムの形成に関する連携協定」を締結したことを発表しました。今回の連携協定は2023年2月16日に締結されていたとのことで、渋谷区とStartale Labsは、アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)を活用したWeb3事業開発を推進していくと報告されています。


Startale Labs(スターテイルラボ)は、Astar Networkの創業者である渡辺創太氏が設立したWeb3テック企業であり、「Astar Foundation」や「Web3 Foundation」、その他のプロジェクトや大企業との協業を通して、マルチチェーン対応のアプリケーションやインフラを開発しています。

渋谷区とスターテイルラボは今回の提携を通じて、Web3スタートアップが日本で活躍しやすい環境を整備してスタートアップ・エコシステム形成を推進していくとのことで、協定有効期間は2023年2月16日〜2023年3月31日まで、その後は1年ごとに更新していく予定だと報告されています。

具体的には、渋谷区を拠点としてAstar NetworkやWeb3エコシステムを形成することを目的としてイベントやハッカソンが実施される予定で、強力なパートナー・エコシステムと共に長期的に社会実装を目指したAstar Network上で大規模なWeb3プロジェクトを実施、協定の合意内容としては以下の3点が挙げられています。

技術採用が進むAstar Network

「Startale Labs」は2023年2月17日に「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」と協業して、2023年3月中旬〜6月中旬までの期間にかけてWeb3プロジェクトのインキュベーションプログラムを共同開催することも発表しています。

このインキュベーションプログラムでは2月17日から参加企業の募集も開始されており、6月中旬までにかけて15〜20のプロジェクトを採択、選ばれたプロジェクトは両社からのサポートが提供される他、有望な企業にはソニーネットワークコミュニケーションズからの出資も検討されると報告されています。

Astar Networkに関する提携や技術活用の事例は続々と増えてきており、昨年末頃には福岡市と仙台市が「Astar Japan Lab」に参画、先月末にはAstar Networkを活用した観光DXサービス「スマホ de おみやげ」の第一弾として三重県松阪市との共同プロジェクトが開始されたことなども報告されています。

>>「Startale Labs」の公式発表はこちら
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