2024年末のBTC目標価格は125,000ドル
仮想通貨関連サービスを展開している「Matrixport」のアナリストは、2023年7月6日に公開したレポートの中で「ビットコイン価格は2024年末までに125,000ドル(約1,785万円)まで上昇する可能性がある」との予想を語りました。
今回のレポートでは「2023年6月22日にビットコインが1年ぶりの新高値を記録したこと」を報告した上で、このようなシグナルは過去に「弱気相場の終了」と「新たな強気相場の始まり」を示してきたと説明されています。
具体的には「これまでの事例では2012年8月、2015年12月、2019年5月、2020年8月に同様のことが起こり、実際の強気相場は2013年、2017年、2021年に現れた」と説明されており、強気相場が12ヶ月〜18ヶ月間続いたことが報告されています。
Matrixportのアナリストは過去の歴史に基づいて市場を分析した上で「ビットコイン価格は2024年末までに再び急騰する」との予想を示しており、2024末のBTC目標価格は+310%となる125,000ドルだと述べています。
現物ETFや半減期が価格上昇の要因に?
ビットコイン価格上昇の要因としては、BlackRockやFidelityなどが申請している「ビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認」や、2024年5月頃に予定されている「ビットコインの半減期」が挙げられています。
より短期的な目標価格としては「2023年の年末目標価格:45,000ドル(約640万円)」と「BTC半減期目標:63,160ドル(約900万円)」が挙げられており、現物ETFはBTC需要を高めることになり、半減期に向けた上昇が起きる可能性があると予想されています。
ビットコイン現物ETFの可否に関する最終決定は2024年に行われることになると報告されているため、仮想通貨業界では「ビットコインETFの最終決定と半減期が重なることによって、BTC価格が大幅に上昇する可能性がある」との予想が多数出ています。
別のBTC価格予想では「2024年の半減期でBTC価格は15倍になる」との予想も出ていますが、その一方では「BTCは2023年内に過去最高値を更新する」との予想も出ており、現在は様々な価格予想が語られています。
AI採用による価格上昇の予想も