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シバイヌチーム:Shibarium基盤の「WBONE」発表|100万トランザクション達成の報告も

Shibarium基盤の「WBONE」が登場

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)チームは2023年9月3日に、シバイヌのL2「Shibarium」を基盤としたラップドトークンである「Wrapped BONE(WBONE)」を発表しました。

ラップドトークンとは、特定のトークンと同じ価値を持つように設計された異なるブロックチェーン・トークン規格のトークンのことであり、仮想通貨業界では「WBTC・WETH」などといった様々なラップドトークンが流通しています。

Wrapped BONE(WBONE)は、Shibariumを基盤にしたバージョンのBONEのことであり、BONEをWBONEに変換することによって、様々な分散型金融(DeFi)分散型取引所(DEX)とシームレスに連携することができると説明されています。

Shiba InuのマーケティングメンバーであるLUCIE氏は2023年9月3日の投稿で「WBONE」について以下のように説明しており、『WBONEは他のDEXにも作成される可能性があるが、SHIB開発チームが提供するものは近日中に発表される予定』と報告しています。

WBONEは「Wrapped BONE」の略であり、Shibarium基盤のトークンです。WBONEはShibariumネットワークのスマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)と互換性のある標準化された形式の(BONE)を表します。

WBONEは、Shibariumネットワーク上の他トークンやDAppsとBONEの互換性を高めるために使用されます。

BONEをWBONEに変換することによって、標準化された形式のトークンを必要とするさまざまなDeFi(分散型金融)プロトコルや分散型取引所(DEX)とシームレスに連携できます。

注意:WBONEは他のDEXによって作成される可能性もありますが、SHIB開発チームが提供するものは近日中に発表される予定です。

SHIB公式ブログでも複数の報告

2023年9月3日には、SHIB開発者のKaal Dhairya氏によってSHIB公式ブログも更新されています。

今回の更新では「Shibariumの接続ウォレット数が100万を突破したこと」や「100万トランザクションを達成したこと」が報告されています。

また、以前の投稿で報告されていた「BlockScoutエクスプローラーのホスト型バージョン」が「Shibariumscan」で利用できるようになったことも報告されています。

これによって、専任プロトコルチームはネットワークのアップグレードに集中できるようになったとのことで、近い将来には「Shibarium上で構築されたプロジェクト」に関する取り組みも推進し始めると説明されています。

ただし「コントラクトが検証されていない場合にはプロジェクト展開を推進することができない」とも説明されており、「必ずBlockScoutのコントラクト確認システムを利用するように」との注意書きもなされています。

さらに「USDT・USDC・DAI・WBTC・XFUND」などといった複数のトークンをブリッジにマッピングしたことも報告、その他多くのトークンをShibariumにブリッジできるよう多数のサードパーティブリッジと協力しているとも報告されています。

また「今週中にはBONEのコントラクトを放棄する予定である」とも報告されている他、「ネットワークにさらに多くのバリデータを追加する予定」とも伝えられています。

Shibariumの正式稼働以降は、外部サービスでもShibariumのサポート発表が続いているため、今後はShibariumの本格的な技術活用が進んでいくことになると期待されます。

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SHIB公式ブログ