ADA報酬を謳う詐欺行為に要注意
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の保有者を標的とした詐欺で複数人が被害を受け、約450,000ADAが盗まれていることが明らかになりました。
この詐欺は以前から報告されているもので、カルダノコミュニティも2023年12月14日のポストで「偽の報酬イベントでADA報酬を提供すると謳うNFTを受け取った委任者が存在するが、これに関連するウェブサイトは詐欺であると確認されているため、十分注意するように」と警告を発しています。
詐欺警告⚠️⚠️
一部のBerry Pool委任者が、偽物の報酬イベントで追加のADA報酬を提供すると謳うNFTを受け取ったと報告されています。
関連するウェブサイトは詐欺であることが確認されていますのでご注意ください。残念ながらウォレットを接続してトランザクションに署名したユーザーの間で既に200,000ADA以上の被害が出ています。
資産の安全を確保するために、トランザクションに署名する前には必ず取引の概要を確認するようお願いします。
十分ご注意ください。
カルダノコミュニティの報告時点では「今回の詐欺で20万ADA以上の被害が出ている」とされていましたが、その後も被害は拡大しているようで、2023年12月16日時点では被害額が約45万ADAにまで増加したとも報告されています。
署名時にはしっかりと内容確認を
仮想通貨を自己管理型ウォレットで保管している場合には、自分のウォレットに謎の仮想通貨やNFTが送金されてきていることが多々ありますが、そのような暗号資産は詐欺目的で送付されている可能性もあるため十分警戒が必要です。
暗号資産を送りつける種類の詐欺手法は様々で「有名通貨のティッカーシンボルを使用した偽トークンを送金するもの」や「詐欺サイトに誘導する目的で仮想通貨を送りつけるもの」などもあります。
詐欺サイトにウォレットを接続して悪意のある契約に署名してしまった場合には、自分のウォレットにある仮想通貨を全て盗まれてしまう可能性もあるため、取引の署名を行う際には取引内容・契約内容をしっかりと確認し、疑わしいものには署名しないよう警戒することが重要です。
仮想通貨価格が高騰している時期には特に詐欺師が増加する傾向があり、実際に最近でも詐欺報告が増加してきているため、今後もそのような詐欺には十分注意するようにしましょう。
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