9月から続く上昇平行チャネル
ビットコイン(BTC)の価格は今月11日に49,000ドル(約725万円)付近まで上昇したものの、その後は下落傾向が続いています。
BTC価格は記事執筆時点で41,000ドル(約607万円)付近まで下落していますが、X(旧Twitter)で4万人以上のフォロワーを持つ著名アナリストのAli氏(@ali_charts)はビットコインのさらなる下落を警告しています。
Ali氏は今月初めに「BTCが48,000ドルまで上昇した後に反落する可能性があること」を指摘していましたが、13日にはこの時の投稿を引用する形で「ビットコインは34,000ドル(約503万円)まで下落する可能性がある」と語っています。
同氏は今月5日に「BTCは2023年9月以降から上昇平行チャネルに沿った動きを続けているように見える」と述べていましたが、今回の投稿では「この平行チャネルは現在も維持されているようだ」とコメントされています。
この平行チャネルは維持されているようです。
これは、ビットコインが48,000ドルのチャネル上限に達したタイミングで下落したことを示すもので、現在のBTCが34,000ドルの下限まで戻った後に、57,000ドルの上限まで反発する可能性があることを示唆しています。
下落の警告は著名トレーダーからも
ビットコイン価格のさらなる下落を予想する意見は多数出ており、29万人以上のフォロワーを有する著名トレーダーのトーン・ベイズ氏も、先日公開したYouTube動画の中で「しばらくは現金を持って様子を見る」と語っています。
BTCは記事執筆時点で40,000ドルのサポートラインを維持していますが、Ali氏の予想が正しかった場合には、週末にさらなる下落が起きる可能性があるため、ポジション管理などには注意が必要です。
トーン・ベイズ氏が語った価格予想の内容は「こちらの記事」で紹介しています。
BTC関連の注目記事はこちら