Jupiterが「出来高ランキング1位」に
ソラナ(Solana/SOL)基盤の分散型取引所(DEX)アグリゲーターである「Jupiter Exchange」の取引高が大幅に増加し、イーサリアムの大手DEXである「Uniswap」を超えて「Jupiter」が出来高ランキング1位となったことが明らかになりました。
仮想通貨関連の様々なデータを配信している「CoinGecko」のデータによると、2024年1月29日時点における過去24時間の出来高は「Jupiterが約5.1億ドル、Uniswap V3が約4.6億ドル」と報告されています。
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WENのローンチで出来高が増加
Jupiterの出来高が増加した背景には「WEN」と呼ばれる新しいミームコインの存在があります。
WENは「Ovols」というNFTプラットフォームによって発行された新しいミームコインであり、2024年1月27日には過去6ヶ月以内にJupiterで5ドル以上のスワップを行ったウォレットなどを対象に「1アドレス=643,652WEN」の大規模エアドロップが実施されています。
WENの取得期限は30日までとなっていますが、エアドロップ後にはJupiterでWENの取引が活発化しているようで、過去24時間では「USDC/WEN」で4,000万ドル相当以上、「SOL/WEN」で2,100万ドル以上の取引が行われていると報告されています。
なお、WENのローンチはJupiterの独自トークン「JUP」のローンチに向けたストレステストでもあり、日本時間2024年2月1日0時にはJUPのエアドロップも予定されています。
JUPトークンに関しては「Bybit、Gate.io、OKX、MEXC」などの中央集権型取引所でも上場予定が発表されているため、今後はJUPの取引も活発化することになると予想されます。
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