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BRICSの仮想通貨発行で米ドルが暴落する?ロバート・キヨサキ氏が警告

BRICS仮想通貨の登場による米ドル崩壊を予想

人気の著書「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズを執筆したことで知られるロバート・キヨサキ氏は2024年5月12日に、『BRICSが仮想通貨を発行したら、米ドルは崩壊することになる』と警告して、金・銀・ビットコインへの投資を推奨しました。

BRICSとは、ブラジルロシアインド中国南アフリカの5カ国を指す言葉であり、世界経済で影響力を増していることや、豊富な人工・資源を有していることなどから、先進国と並んで以前から注目されています。

ロバート・キヨサキ氏は12日のX投稿で「BRICS諸国が金に裏付けられた独自の仮想通貨を発行する可能性」についてコメントしており、BRICS仮想通貨が発行された場合にはアメリカがハイパーインフレの状態に突入し、最終的には米ドルが破壊されることになると警告しています。

米ドルを「偽物のお金」だと批判している同氏は、金・銀・ビットコインのような「供給量が限られている資産」を高く評価しており、『今すぐ金・銀・ビットコインを購入して、米ドルの崩壊から身を守りましょう』と語っています。

現在、私が大好きな南アフリカにいます。BRICS諸国、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカが「BRICS仮想通貨」を発行した場合に何が起こるかについての噂を見聞きしています。おそらくこの仮想通貨は金で裏付けられます。

もしもBRICSのゴールド裏付け仮想通貨が実現した場合、何兆ドルもの偽札、つまり米ドルがアメリカ本土に押し寄せることになるでしょう。これによってアメリカでハイパーインフレが引き起こされることになり、最終的には米ドルが破壊されるでしょう。

今すぐ本物の金・銀・ビットコインを購入して、米ドルの崩壊から身を守りましょう。

BRICSは独自の決済システムを構築中

BRICS諸国が独自の仮想通貨を発行する可能性は数年前から報告されていて、2019年11月にはBRICS諸国が米ドル依存に対処する目的で「5カ国共通支払いシステムの構築」や「デジタル通貨の導入」について協議していることが報告されていました。

また、今年3月には「BRICSが仮想通貨とブロックチェーンを基盤とした独自決済システムの構築を発表したこと」も報告されています。

BRICS共通通貨が実現するまでにはもうしばらく時間がかかる可能性があるとの予想も出ていますが、BRICSの決済システムは「米ドル依存に対処すること」を目的の1つとしているため、このシステムが実際に稼働した場合には、BRICS諸国における米ドルの利用が大幅に減少し、米ドル価格にも影響を与える可能性があると予想されています。

一方、・銀・ビットコインは世界中で利用されている供給量が限られた資産であり、金はBRICS通貨の裏付け資産になる可能性があるとも報告されているため、BRICS通貨が実現した場合には金・銀・ビットコインに資産が流れ、価格上昇につながる可能性がるとも考えられます。

BRICSの仮想通貨がいつ登場するのかなどは現時点で不明ですが、この通貨が正式に発表された場合にはビットコイン価格などにも大きな影響が出る可能性があると予想されるため、今後の新たな報告などにも注目です。

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