ELSOUL LABO(エルソウルラボ)は2024年7月11日に、ソラナ(Solana/SOL)のバリデーター運用の自動化と報酬最適化を実現する新機能「solv MEV モード」をリリースしたことを発表しました。
エルソウルラボはオランダ・アムステルダムに本社を構えるソフトウェア開発企業であり、Solanaブロックチェーンのバリデーター向けオープンソースソフトウェアである「solv」の開発・運用を行っています。
solvはSolanaブロックチェーンのメインネット&テストネット上で幅広く利用されていますが、今回はバリデーター運用における複数の課題を解決する新機能「solv MEV モード」をリリースしたことが発表されています。
「solv MEV モード」では、日常的なノードへのSSHアクセスから解放され、自動で報酬最大化と複利化を実現することができるとされています。
また、ノードの状態も常に監視され、異常があればすぐにDiscordで通知されるため、バリデーターは常に安心して運用を行うことができるとのことです。
「solv MEV モード」の主な特徴としては以下の5点が挙げられています。
- 自動更新
solv MEV モードは Solanaバリデータークライアントおよびsolvのソフトウェアバージョンを自動的に更新し、常に最新バージョンを実行する。 - モニタリング
バリデータの健康状態と残高を監視し、異常があればDiscordに通知を送信する。 - 報酬の自動収穫
エポック終了直前に報酬を収穫し、利回りを最適化する。 - 自動ステーキング
報酬を LST(Liquid Staking Token/elSOL)に変換し、指定したアカウントに送信する。 - セキュリティの強化
バリデータノードのSOL残高を低く保ち、大規模なSOL引き出しのリスクを軽減し、高い利回りを維持する。
elSOLは、今月8日に発表されたソラナブロックチェーン上に新たなリキッドステーキングトークンであり、solv開発チームによって管理されている高品質なバリデータープールに基づくステークアカウントをトークン化したものとなっています。
今回リリースされた「solv MEV モード」の詳細や設定方法は、公式ドキュメントから確認することができます。
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