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タップして仮想通貨を稼ぐ「ハムスターコンバット」の攻略法?マッサージガンの売上が増加

タップ数稼ぎで「マッサージガン」を利用

ロシアでは、タップして稼ぐ「Tap-to-Earn」を採用した話題のゲームHamster Kombat(ハムスターコンバット)の影響で、銃の形ををしたマッサージ器具である「マッサージガン」の売り上げが急増していると伝えられています。

Hamster Kombat(ハムスターコンバット)は、メッセージアプリTelegram(テレグラム)でプレイすることができる無料ゲームであり、プレイヤーは画面をタップすることによってポイントを獲得できるようになっています。

このゲームは2024年3月のローンチ以降急速にユーザー数を増やしており、記事執筆時点では2億人以上がゲームをプレイしているとも報告されていますが、現在はハムスターコンバットで効率的にタップ数を稼ぐためにマッサージガンを利用するユーザーが増えていると伝えられています。

ロシアでは「ハムスター」プレイ用のパーカッションマッサージャーが大量購入されています。

このマッサージャーは、Telegramのゲーム「ハムスターコンバット」で使用されます。このゲームでは、画面を素早くタップすることによって仮想通貨報酬が得られます。

売上は179%増、宣伝にハムスター利用する業者も

ロシアのニュースサイト「Vedomosti」の報道では、ロシアのEコマースサイト「Wildberries」で6月のマッサージガンの売上が前月比で179%増加したとも報告されています。

マッサージガンがハムスターコンバットで利用されていることは一部の販売業者にも認知されているようで、Wildberriesで販売されているマッサージガンの宣伝画像にはハムスターの画像が付けられているものが多数存在します。

マッサージガンの宣伝画像にハムスターの画像をつける業者も(画像:Wildberries

マッサージガンの本来の使用方法は筋膜リリースなど筋肉をほぐすことにありますが、マッサージガンは高速で振動するため、この振動を手に与えてスマホ画面をタップすることによって、通常よりも早くタップ数を稼ぐことができるようです。

日本では2024年7月11日から「アマゾンプライムデーの先行セール」が開始されていますが、マッサージガンはこのセールでも割引販売されていて、インフルエンサーやYouTuberのおすすめ商品としてもマッサージガンが紹介されているため、今後は日本でもマッサージガンの購入者が増加するかもしれません。

Bybitからは「HMSTR」の上場発表も

なお、今月8日には暗号資産取引所Bybit(バイビット)から「ハムスターコンバットの独自仮想通貨HMSTRがプレマーケットに上場したこと」も発表されています。


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