ジュピターで仮想通貨「CLOUD」販売開始
ソラナ(Solana/SOL)基盤のリキッドステーキングサービスを展開するSanctumの仮想通貨「CLOUD」が、2024年7月17日にジュピターから販売開始されました。
ジュピターはDEXアグリゲーターで「LFG」というローンチパッドを展開しています。SanctumのCLOUDはLFGから先行販売の形で販売されます。先行販売はLFGのAlpha Vaultから参加可能です。
Alpha Vaultでは、上場時の市場価格よりも安く購入することが可能です。ただし、168日間のロックアップが設定されており、毎日段階的にべスティングが行われる仕様になっています。17日時点では約160万円がロックされています。
日本時間2024年7月19日12時30分からは中央集権型取引所(CEX)への上場も予定されており、Bybit・Gate.ioなど主要なCEXも取り扱いを発表しています。
7月初旬には、エアドロップの詳細も発表されています。主に流動性の提供者・過去のキャンペーンの参加者が対象となり、エアドロップの配分には、SNSの投稿に応じた独自の評価軸も用いる方針が明らかになっています。
エアドロップは日本時間2024年7月19日12時から請求可能で、エアドロップの割り当ては「こちらのページ」から確認できるようになっています。
ジュピターの詳細はこちら
Sanctum(サンクタム)について
Sanctum(サンクタム)は、ソラナのリキッドステーキング関連のプロジェクトで、複数のLST(例:JITO SOL)を組み込んだ流動性プールや、LST間のスワップなどを提供しています。
SanctumのTVLは、17日時点で約1,400億円を記録しており、TVLはSolana内で5位に位置している主要なDeFiプロジェクトの1つです。
Sanctumの開発者は、CLOUDのTGE後に「Sanctum Launchpad」「Sanctum Profiles V2」「Sanctum Pay」といったサービス・機能を開発していく旨を明らかにしています。
Sanctum LaunchpadはLSTを使用したリアルな商品も含めたローンチパッドで、Sanctum Profiles V2はLSTを誰でも発行できるサービスでLST保有者に特典を用意するといったユースケースを想定した機能になっています。Sanctum Payは、デビットカード経由でLSTの利回りから決済が可能なサービスです。
上記はいずれも開発・構想中で詳細な内容は不明ですが、SanctumのLST関連の新たなサービス展開に期待が寄せられています。
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