【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

by BITTIMES   

ソラナ(Solana/SOL)を保有している場合は、ステーキングやリキッドステーキング(LSD)と呼ばれる仕組みを活用することによって、保有しているSOLを増やすことができます。

この記事では、自分が保有しているSOLをより効率的に運用したい方向けに「SOLをステーキングで増やす方法」について、画像付きでわかりやすく解説します。

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ソラナ(Solana/SOL)のステーキングとは?

ソラナ(Solana)ステーキングとは、SOLを何らかの形で預けることで、利回りが得られる仕組みのことです。Solanaは、PoS(Proof Of Stake)をベースにしたシステムを採用しています。

PoSは、ブロックチェーンにおいて取引を処理する過程で、コンセンサスを獲得する仕組みの1つです。PoSにおいて取引を処理する主体になるにはSOLのステーキングが必要で、処理を行うことで報酬も配布されます。

また、ステーキングされた量が多ければ多いほどコンセンサスや処理に参加でき、報酬を得られる機会も増えます。一般的なSOLの保有者は、取引を処理する主体に対して自身のSOLを委任して、間接的にコンセンサスに参加し、報酬を得ることが通例です。

ソラナのチェーン全体でステーキングされたSOLが多ければ多いほど、攻撃者は干渉しにくくなるため、理論上はネットワークの安全性が高まります。そのため、ステーキングは報酬が得られると同時に、ソラナの安全性を高めることにも繋がります。

ソラナ(Solana/SOL)のステーキングの種類

ソラナのステーキングの種類について、以下から解説していきます。

  • ウォレット経由
  • LSD経由
  • 取引所経由

ソラナのステーキングを行う手段をチェックしていきましょう。

ウォレット経由

ベーシックな方法は、ウォレット経由でステーキングを行うことです。Phantomなど、ソラナにおいて使用可能なウォレットの多くが、ステーキングをサポートしています。

この手順であれば、ウォレットに保管しているSOLをダイレクトにステーキングできます。具体的には、委任を行うバリデーターを選択し、委任を実行するトランザクションを通すだけで可能です。

リキッドステーキング(LSD)経由

リキッドステーキング(LSD)経由からステーキングを行うことも可能です。LSDとは、ステーキングを行いながら、ステーキングした通貨の流動性を解放可能できるソリューションです。通常、ステーキングを行った場合、ステーキングしたSOLは使用できません。

LSDでは、ステーキングしたSOLと同等のトークンを発行することで、DeFiなどで再度運用可能です。

上記の仕組みで、ステーキングで基本的な収益を得ながら、さらにLSDから発行されたトークンをDeFiで運用することで重層的な利回りを生めます。ソラナにおいてはJitoが主流なLSDで、JitoでステーキングするとSOLと同等価値を持つJITOSOLが発行されます。

取引所経由

SOLを保管している取引所経由からステーキングすることも可能です。SOLを取り扱っている取引所の多くが、保有しているSOLをかんたんにステーキングできるサービスを提供しています。

SOLを、取引所に保管だけしている方も多いはずです。そのため、多くの方にとって気軽な方法になるでしょう。

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ソラナ(SOL)をステーキングできる取引所

SOLのステーキングを扱っている取引所について、以下の2つのポイントに分けて解説します。

  • 国内取引所の例
  • 海外取引所の例

取引所から気軽にステーキングを行おうと考えている方は、参考にしてみてください。

国内取引所の例

SOLのステーキングを扱っている国内取引所の例は以下のとおりです。

利便性や安全性を考慮すると、海外取引所とは異なる魅力があります。

海外取引所の例

SOLのステーキングを扱っている海外取引所の例は以下のとおりです。

日本人でも利用可能なものを中心に抜粋しましたが、SOLのステーキングサービスを提供している海外取引所はこの他にも数多く存在します。

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ウォレットのステーキングの方法・やり方

ベーシックな方法であるウォレットのステーキングの方法を解説していきます。前提として、SOLを保有していない方は、あらかじめ国内・海外取引所から購入してください。

そのうえで、Phantomなどでウォレットを作成し、ステーキングしたいSOLを送付してください。手順が完了したら、以下の手順でステーキングを進めます。

1.SOLを選択

Phantomウォレット画像

2.「SOL」を獲得開始へ

Phantomウォレット画像

3.ステーク量や利回りなどをチェックしてバリデーターを選択

Phantomウォレット画像

4.金額を入力し「ステーク」へ

Phantomウォレット画像

5.ウォレットからSOLを再度選択すると内訳が閲覧可能で、解除も可能

Phantomウォレット画像

バリデーターは、前述したSOLを委任する取引を処理する主体です。著しくステーク量が、少ないバリデーターは安全性の観点からおすすめできません。特段理由がない限り、まずはステーキング量が多いバリデーターを選択するのがおすすめです。

おすすめのステーキング方法は?上級者と初心者で異なる

おすすめのステーキング方法について、以下の2点から解説していきます。

  • 初心者の場合は取引所
  • 上級者の場合はウォレットやLSD

自分にあったステーキング方法を見つけていきましょう。

初心者の場合は取引所

仮想通貨にこれまで触ったことがない方は、基本的に取引所からのステーキングがおすすめです。ウォレットを経由したステーキングには、ウォレットの管理が必要になります。

秘密鍵の紛失など、ウォレットは使い方を間違えると資金を全て失うリスクも存在するため、初心者にはおすすめできません。LSDはより複雑なもので、利用・運用に伴って新たなリスクも伴います。

仮想通貨初心者で、今後も積極的にDeFiを触ったりする予定がなければ、取引所経由からのステーキングの方が安全でしょう。また、海外取引所の利用には一定のリスクがあることから、特に国内取引所の利用がおすすめです。

上級者の場合はウォレットやリキッドステーキング(LSD)

今後、中級者や上級者の方やそうなりたいといった方は、ウォレットやリキッドステーキング(LSD)経由がおすすめです。ウォレット経由であれば、今後さまざまなオンチェーンのプロダクトを触るうえで必要になる知識を1通り学べるはずです。

また、LSDを通したステーキングであれば、DeFiなどで運用していくのにさまざまな知識が要求されます。手間がかかりますが、シンプルなステーキングよりも高い利回りも期待可能です。

利回りを上げていきたい、独自の戦略を実現したいといった場合は、LSD経由での運用が必要になります。

SOLステーキングの利回り・年利はどのくらい?確認方法も

ソラナのステーキングの利回りや年利について、以下から解説していきます。

  • ウォレット経由の目安
  • LSD経由の目安
  • 取引所経由の目安

どのくらいのリターンがあるのか?といった点をチェックしていきましょう。

ウォレット経由の目安

ウォレット経由であれば、2024年時点で年利6%から8%程度が目安です。

利回りはバリデーターによって異なるため、利回りを考慮した上でバリデーターを検討する必要があります。ステーキングする前の段階で、利回りや手数料などをチェックしておきましょう。

リキッドステーキング(LSD)経由の目安

リキッドステーキング(LSD)だけの純粋な利回りであれば、2024年6月時点でのJitoで年利8%程度です。ただし、これは非常に流動的なため、一概には言えません。

Jitoはステーキングに加えてMEVの報酬が発生し、利用者の報酬に反映され、利回りに反映されるのは単純なステーキング報酬のみではありません。

また、Jito経由で行ったステーキングには、JITOSOLというSOLと同等の価値を持つトークンが発行されます。(厳密には報酬が反映され、LSTであるJITOSOLの価値は時間が経つごとにSOLに対して相対的に高くなる)

JITOSOLはDeFiなど、さまざまな場所で運用可能なので、最終的には運用方法によって利回りが異なってきます。

取引所経由の目安

取引所経由に関しては、年利で数%程度の利回りが一般的です。取引所によって利回りが大きく異なっており、一概に明記できません。例えば、国内取引所だけでも以下のような開きが見られます。

取引所年利(2024年6月時点)
GMOコイン5.4%
SBI VCトレード6.5%
BITPOINT9%

(利回りは2024年6月時点のものであり、変動する可能性もあります)

海外取引所になると、この傾向はより一層強くなります。取引所経由で、ステーキングを行う際はあらかじめさまざまな取引所の利回りをチェックしておきましょう。

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ソラナ(SOL)のステーキングにかかる税金

ソラナのステーキングの報酬は、他の仮想通貨と同様に雑所得に分類され、課税の対象となります。注意したいのは、ステーキングは「取得した時点」で「その時の価格」で課税対象となる点です。

つまり、ステーキングでは日本円へ利確せずとも、税金が発生することになります。シンプルな仮想通貨の保有であれば利確まで税金はかからないため、大きく異なる点になっています。

上記のような点に加えて、LSDで重層的にさまざまな運用をしている場合は、より複雑な計算が必要です。大きな金額や、複雑な運用を行っている場合は特に専門家へ相談するのがおすすめです。

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ステーキングの注意点は?

ステーキングの注意点について、以下の点から解説していきます。

  • 種類ごとに異なる手数料がかかってくる
  • プロトコルやチェーン由来の一定のリスクがある
  • 取引所経由の場合は取引所への信頼が必要

あらかじめ、注意点を押さえて安全にステーキングを行っていきましょう。

種類ごとに異なる手数料がかかってくる

ステーキングを行う種類によって、異なる手数料が必要です。取引所の場合は、あらかじめ手数料を引いた利回りが分配されるため、利回りに反映されています。

ウォレットやLSDに関しても、バリデーターやLSDを提供するプロトコルサイドから手数料が設定されていることが一般的です。

また、ウォレットやLSDを通したものの場合は、ガス代も請求されるため、あらかじめ余裕を持ったSOLを送付しておく必要があります。

プロトコルやチェーン由来の一定のリスクがある

ウォレットやLSD経由のステーキングについては、周辺のリスクをチェックしておくのがおすすめです。

まず、代表的なリスクに「スラッシング」があります。PoSでは、バリデーターが何らかの問題を起こした場合に、ペナルティを設定するのが通例です。

上記のペナルティがスラッシングです。スラッシングされた場合、ステーキングされた通貨の一部または全てを没収されます。スラッシングの対象には、問題を起こしたバリデーターに委任された資金も含まれる仕様です。

つまり、ウォレットなどを経由して委任したバリデーターが問題を起こした場合は、自身の資金もスラッシングの対象となる可能性があります。また、JitoなどのLSDを通したステーキングと運用に関しては、関係する全てのプロトコルにおけるバグやトラブルといった潜在的なリスクが存在している点も注意が必要です。

LSD・DEX・レンディングなどのDeFiプロトコルは、大手のものであってもハッキングやコントラクト由来のバグなどで、大規模な流出を起こしがちです。ステーキングやLSDを通した運用には、さまざまなリスクが存在することを押さえておきましょう。

取引所経由の場合は取引所への信頼が必要

取引所を経由する場合は、取引所への信頼が必要になるという点を押さえておきましょう。ウォレットやLSDを通したトラブルやリスクは、全てがオンチェーンで行われるため、トラブルや問題・不正が起こってもすぐに明らかになります。

一方で、取引所を通したステーキングの場合は、どのようにその資金を利用しているのか?、不正が起きているのか?をすぐにはわかりません。特に海外取引所に関しては、当局からの監視が行き届いていないことが多く、検証が困難です。

取引所経由でステーキングを行う場合は、その取引所が本当に信頼できるのか?という点を、あらかじめ検証してくのがおすすめです。

ソラナ(SOL)ステーキングについてのまとめ

この記事では、ソラナのステーキングについて、さまざまな点から解説しました。

SOLをただ保有しているだけだと売買益しか期待できませんが、ステーキングを利用することで継続的な収益を生むことが可能です。

ソラナの安全性に貢献することもできるため、SOLを保有している方は積極的に参加していきましょう。

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