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ビットコイン購入総額「約30億円」BTC投資を続けるメタプラネットの現状

借入資金を用いた5億円相当のBTC購入報告

ビットコイン(BTC)を購入し続けていることで知られる東証上場企業メタプラネットは2024年8月13日に、5億円相当のビットコインを追加購入したことを発表しました。

メタプラネットは今月8日に、ビットコイン購入資金を調達するために総額10億円の資金借入を実施したことを発表していましたが、今回はその中の5億円を用いてビットコイン購入を実施したと報告されています。

この資金はメタプラネットの主要株主である「MMXX ベンチャーズ・リミテッド」から借り入れたもので、借入利率は年利0.1%、借入期間は借入実行日から6か月間、返済方法は一括とされています。

今回購入されたビットコインの平均購入価格は「1BTC=8,756,107円」で、ビットコイン購入枚数は「57.103 BTC」とされています。


現在は約2億6,000万円相当の含み損状態

メタプラネットがこれまでにビットコイン購入に費やした金額は、今回の追加購入によって合計29億5,000万円となりました。なお、同社が保有する全BTCの平均購入価格は「1BTC=9,732,933円」、合計保有枚数は「303.095 BTC」となります。

記事執筆時点のビットコイン価格で換算すると、303.095 BTCは約26億9,000万円に相当するため、現在は約2億6,000万円相当の含み損状態ということになります。

メタプラネットのビットコイン投資は現時点でマイナスの状態となっていますが、損益分岐点はそれほど離れてはおらず、BTC価格は今後さらに上昇するとも予想されているため、今後ビットコイン価格が回復すれば、メタプラネットも大きな含み益を得ることになると予想されます。

なお、今回のビットコイン購入は借入資金の半分を用いて行われたものであるため、今後はさらに5億円相当のビットコイン追加購入が行われることになります。

同社は今月6日に、ビットコイン追加購入を主な目的として100億規模の資金調達を実施することを発表していて、その中の85億円はビットコイン購入に充てる予定だと報告されていたため、これも含めると今後さらに多くの買い増しが行われることになります。

メタプラネットは先月末に、Hosekiが提供する残高認証サービス「Hoseki Verified」を導入しているため、現在は「こちらのページ」でもメタプラネットが保有するビットコイン数量を確認することができます。

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メタプラネット公式発表