DePINマッピングプロジェクト「Hivemapper」と提携
DMMグループのDMM CryptoがDePINマッピングプロジェクト「Hivemapper」と実証実験などで提携すると、2024年8月19日に発表しました。
Hivemapperは個人ドライバーや事業者などから収集した路上の画像を元に、最新の地図を構築するソラナ(Solana/SOL)基盤の分散型プロジェクトです。
専用のデバイスを使用して路上のデータを投稿したユーザーは、Hivemapperのトークンである「HONEY」を獲得できます。地図データを利用したい事業者は有償でAPIを利用することで、容易にアクセス可能になっています。
CoinsとDMM Cryptoとのパートナーシップを発表できることを、嬉しく思います。このパートナーシップによって、私達のテクノロジー・メッセージ・アジアでのリーチを拡大していきます。
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Hivemapperのマスアダプションをサポート
今回の提携には、DMM CryptoとHivemapper間の「Hivemapper Dash Cam」の販売代理店契約、Hivemapper関連事業の運営などが含まれます。
また、DMM Cryptoが日本国内におけるHivemapperのマスアダプションをサポートしていくことも合わせて発表されました。Hivemapperを用いたDrive To Earn事業、運輸・配送業者などのドライバーの待遇改善などに焦点を当てて、Hivemapperの実証実験を行う方針です。
今回の実証実験はJETRO(日本貿易振興機構)の「対内直接投資促進事業費補助金事業」に採択されています。
Hivemapperはローンチ以降、20ヶ月程度で1,500万km以上の地図を構築することに成功しており、従来の地図サービスの5倍近いスピードに該当します。また、通常の地図サービスの更新頻度は数年に1度程度ですが、Hivemapperではリアルタイムで地図データが更新されます。
上記のような背景から、Hivemapperは代表的なDePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)プロジェクトとして知られています。
DePINは、ブロックチェーンを活用しユーザーが分散的に構築・維持するインフラネットワークのことで、WEB3において注目されるトピックの1つになっています。
今回の提携に際して、DMM CryptoのCEOである加嵜長門氏は「Hivemapperの日本での普及・法規制対応などをサポートし、日本におけるWEB3のマスアダプションを促進したい」と述べました。
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Souce :DMM Crypto
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:DMM Crypto公式発表から