14万個のNFT「800 BONE」のガス代でミント
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のマーケティングリーダーであるLUCIE氏は2024年9月6日に、SHIB関連のイーサリアムL2であるShibarium(シバリウム)が「140,000個のNFTをわずか800 BONEのガス代でミントする」という偉業を成し遂げたことを報告しました。
1 BONEの価格は記事執筆時点で約54円であるため、800 BONEは43,200円に相当します。これは単純計算で1つのNFTが約0.3円のガス代でミント(発行)されたことを意味します。
ガス代とは、ブロックチェーン上で取引などを行う際に発生する取引手数料のことであり、1回の取引でかかるガス代はブロックチェーンによって大きく異なるのが現状となっています。
現在主流の一般的なブロックチェーンでは、1回のNFTミントで数円〜数千円程度のガス代がかかるため、NFTの発行や取得を躊躇う要因の1つとなっていましたが、Shibariumでは1円未満の手数料でNFTをミントできるため、誰でも気軽にNFTを獲得できる環境が実現していると言えます。
Shiba Eternity β版での偉業
今回のNFT発行は、SHIB関連のWeb3ゲームである「Shiba Eternity」のクローズドベータ版で行われたものだと報告されています。
Shiba Eternityは、柴犬のキャラクターが登場するShibarium基盤のトレーディングカードゲームであり、プレイヤーはNFT形式のトレーディングカードでバトルを楽しむことができるようになっています。
LUCIE氏の報告によると、Shiba Eternityのテスト参加者はこれまでに合計140,000個のNFTをミントしているとのことで、このNFTミントでかかった800 BONEのガス代は全てスポンサー側が負担しているとも説明されています。
Web3ゲームは「ゲームで稼げる可能性がある」という点が魅力の1つになっている一方で、高額なガス代などが参入障壁の1つとなっていたため、1円未満の安いガス代でゲーム内NFTを獲得できれば、より簡単にゲームに参加できるようになり、各NFTの取引なども活発化すると期待されます。
LUCIE氏は今回の成果を「Shibariumにおける重要な出来事の1つ」として評価しており、「Shibariumは拡張性とコスト効率の両方を備えていることを証明している」と語っています。
Shibariumベータ版のマイルストーン:800 BONEのガス代で14万のNFTをミント
LEASH保有者向けに実施されたShiba Eternityベータ版クローズドテストの素晴らしい成果をご報告します!
熱心なテスターたちはこれまでにShibarium上で14万ものNFTをミントし、プラットフォームのパワーとスケーラビリティを実証してきました。驚くべきことに、これらの取引で使用されたガス代はわずか約800 BONEです。
そして忘れてはいけません。SHIBには140万人以上のオンチェーン保有者が存在します。これは現在アクティブな保有者を遥かに上回っています。つまり、この大規模なコミュニティはまたShibariumを通じたDeFiの旅を本格的に開始してはいないのです。
今回のデータは、Shibariumの重要な強みの1つである「非常に安い取引コスト」を強調しています。大量のNFTがミントされたにもかかわらず、ガス代は最小限に抑えられているため、大規模なNFTプロジェクトに最適であると言えます。さらに、このフェーズでは全てのガス代がスポンサー提供されているため、クリエイターは初期費用なしで参加でき、ミントのハードルが低くなっています。
開発を続ける中で、Shibariumは拡張性とコスト効率の両方を備えていることを証明しており、コミュニティに新たな機会をもたらしています。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1 BONE=54円)
SHIB関連の新作ゲームも登場
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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