Unichainのロードマップを発表
分散型取引所(DEX)のUniswap(ユニスワップ)が開発を進めている新たなイーサリアムL2であるUnichain(ユニチェーン)が、2025年1月にメインネットをローンチすることが明らかになりました。
Unichain(ユニチェーン)は、分散型金融(DeFi)が抱える課題を解決するために開発された新しいイーサリアムL2であり、2024年10月にテストネットのローンチが発表されています。
10月の発表時点ではおおまかなメインネット公開予定日が発表されていましたが、2024年12月21日にはメインネット公開などを含むロードマップが発表されており、2025年初頭にメインネットをローンチし、公開初日から許可不要のフォールトプルーフ(データ処理の間違いを検出して修正する仕組み)を導入すると説明されています。
私たちは10月に「Unichain」を発表しました✨
本日は、Unichainのパブリックメインネットおよびその先に向けた公式ロードマップを共有します。
さらに、Unichainは公開初日から許可不要なフォールトプルーフを導入します👀
Unichainへの関心は驚くべきもので、開発者やユーザーは正式リリース前に熱心にネットワークを探索しています。
ロードマップの全文を読んで、メインネットへの道のりにぜひご参加ください🤝
前回の発表内容はこちら
2025年1月6日にメインネット移行予定
Unichainの公式発表によると、Unichainではテストネット公開以降に5,000万件のテストトランザクションと400万件以上のテストコントラクトが実行されたとのことで、これだけの処理を実行しつつ重要なサービス全体で99%以上の稼働率を維持しているとも説明されています。
今後は安全性・安定性・分散性を優先して段階的にメインネット展開が進められていく予定で、メインネット公開に関するプロセスは2025年1月6日に開始され、新システムの安全性と安定性が確認された後にメインネットを全てのユーザーに解放すると報告されています。
ユーザーはメインネット公開後にUnichainに直接資金をブリッジすることが可能になり、Unichain対応のアプリケーションもそのタイミングで稼働を開始します。
また、メインネット公開後も新機能を通じて分散性とパフォーマンスの向上に向けた取り組みが実施される予定で、これらの新機能は最初に実験的テストネットで安定性とパフォーマンスをテストした後、Sepoliaでより広範なテストを実施してメインネットに移行すると説明されています。
実験的テストネットで最初に公開される機能としては「Flashblocks」が挙げられていて、これによって実効ブロック時間が250ミリ秒に短縮され、トランザクションが即時に処理されるようになると報告されています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用