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ビットコイン保有量トップ60社公開|マイケル・セイラー氏が示す市場への影響

MicroStrategyが主導するビットコイン投資の現状

MicroStrategy(マイクロストラテジー)の共同創設者であるマイケル・セイラー氏は2024年12月27日に、ビットコイン(BTC)の保有量が多い企業・組織トップ60のリストを自身のX(旧Twitter)で公開しました。

このリストには、企業をはじめ、政府機関や投資ファンドなど、多岐にわたる組織が含まれています。

今年ビットコインを積み上げましたか?

現在の保有数TOPは、マイクロストラテジー社の444,262 BTCで、これは時価総額で約6.6兆円に相当します(1BTC=1,500万円で換算)。続いて、Marathon Digital Holdings(マラソンデジタル)社が44,394 BTCを保有していることが明らかにされています。

また、Block(旧Square)や米大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)など、仮想通貨関連のビジネスを展開する企業もリストに含まれており、BTC保有量は企業戦略の一環として位置づけられています。

特にマイクロストラテジー社は2020年以降、ビットコインを主要な準備資産と位置付け、継続的に追加購入を行っています。セイラー氏は「ビットコインは長期的な価値を持つデジタルゴールド」と主張しており、BTC財務戦略における中心的存在となっています。

企業のBTC戦略が仮想通貨市場に与える影響

ビットコインの市場価値が高まる中、これらの組織による保有量の増加は、市場の安定性や価格形成に大きな影響を与えると考えられます。特にマイクロストラテジー社のような企業がビットコインの購入を続けることで、他の企業にも仮想通貨を財務戦略に組み込む動き」が広がる可能性があります。

仮想通貨市場の成長が期待される中、今後どのような企業がビットコイン保有に参入するかが注目されています。

一方、価格のボラティリティや規制リスクは依然として懸念されており、市場が不安定な場合、企業の財務状況や政府の政策に影響を及ぼす可能性があり、こうしたリスクへの対応が今後の重要な課題とされています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用