仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

おつりをビットコイン投資へ「少しずつ貯めたい方にオススメのアプリが誕生」

買い物した時のおつりを使って、ビットコインを自動的に購入してくれるアプリ「 Dust(ダスト)」が誕生しました。
Dust はあらかじめ買い物の上限金額を設定し、商品を購入した時、その上限金額よりも買い物額が下回った場合、つまり「おつり」が出た時に、おつりをビットコイン・イーサリアム・ライトコインに自動的に変えてくれるアプリです。
例えば、上限金額を 10ドル(約 1,100円)に設定したとして 600円の買い物をした場合、おつりの 500円を使って自動的にビットコインを購入してくれるということです。
Dust の「おつりのデータ」を管理するのは、アメリカの 9,000以上の金融機関と連携しているサービス「 Plaid(プラッド)」です。
Plaid が「銀行」と「 Dust 」の架け橋になって、私たちの買い物情報や口座での資金のやり取りを行なってくれます。
おつりで「ビットコインを購入」するシステムは、大手取引所「 Coinbase 」を使用していますので、この点も安心できます。
現在 Dust はアメリカでテストユーザーが 1,000人ほどいるようですが、応募者はすでに 2万人を超えているようです。
ちなみに、おつりを自動的に投資する同様のサービス「 Acorns(エイコーンず)」はすでにユーザー数が 85万人を超えています。
この事からも「おつりを使って投資する市場」は、大きな市場へと成長しそうです。
ちなみに、Acorns は、様々な投資先を用意していますが、Dust はその投資対象がビットコインやイーサリアムだということですね。
このサービスが日本に上陸するのはしばらく先になりそうですが、値動きに関する知識やファンダメンタルを知らない「ビットコイン投資初心者」にとっては、非常に活気的なサービスだと思います。
日本では現在、この「おつり市場」が広がるかどうかの議論がされていますが、三菱東京UFJなどの大手銀行がフィンテック技術を導入していることを考えると期待ができる市場だと思われます。
Dust の上陸が楽しみですね。
関連記事
→「三菱UFJがMUFGコインを展開「大規模リストラ目前か?」