ビットコイン価格は今月 60万円を突破し、順調にその市場価格を拡大させています。
アメリカの大手ヘッジファンドでも、ビットコインや暗号通貨に対する評価が見直され、市場に続々と投資家が集まりはじめました。
そんな中、Morgan Creek Capital Management(モーガン・クリーク・キャピタル・マネジメント)のファンドマネージャーである、Mark W. Yusko(マーク・ユースコ氏)が、
「ビットコインの価格は、長期的には100万ドル(約 1億1,000万円)に達する可能性がある。」
と大胆な予測を行いました。
現在の価格がおよそ 60万円ですから、今よりもさらに 180倍以上に高騰する予測です。
彼はなぜここまで大胆な予測を行なったのでしょうか?
ビットコイン価格は10年で1億ドルへ
Yusko氏は、
「 10年以上かかるが、ビットコイン価格は 100万ドル( 1億1,000万円)を目標に設定しており、これがベストシナリオだ。」
と発言しています。続けて彼は、ビットコイン価格の「控えめ」なシナリオとして、
「ビットコイン価格が、20年以内に5,500万円に達する可能性は75%だ。」
と、どちらにしてもビットコイン価格が、今よりも数十倍以上高騰すると大胆に予測しました。
彼は、ビットコインが多くの人が使用するにつれて価値が上昇する現象(ネットワーク効果)と貴金属(金など)よりも管理しやすく、投資家が集まっていることを予測の材料としているようです。
ビットコインとスマートフォン
ビットコイン高騰と密接に関係しているのが「スマートフォンの普及率」です。
すでに全世界の 50%、半数以上の人がスマートフォンを手にしており、2020年には 75%まで普及率が上昇する予測が出ています。
当然、スマートフォンの普及率が伸びれば、ビットコイン・暗号通貨人口も増加します。
あるデータでは、今後 10年以内に「現金を使わない人口」は 30%を超え、「ビットコインの人口は 61倍」にまで膨れ上がると予測されています。
これは 2013年には 12万人ほどだったビットコインユーザー数が、今年に入り 650万人と 54倍以上になったデータから算出されています。
650万人のユーザー数が 61倍になれば、ビットコインの人口は約 4億人にまで増加する見込みです。
今後 10年で、スマートフォンを持つ人は「 60億人」にまで達する可能性があるので、そこから計算すると全世界の「 6.6%」の人がビットコインを利用すれば到達いたします。
10年で 6.6%ですから、達成可能な範囲だと考えられます。当然、暗号通貨市場全体もまだまだ伸びていくはずです。
まだまだ伸びしろがある暗号通貨市場、期待に胸が高鳴りますね。
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