マイクロソフト社は、エクセル上でビットコインが計算できるサービスを 2017年中に使用可能にする方針を公式発表しました。
このニュースは、2016年12月「 2017 年の Office 365 5つの新機能」というタイトルで来年の Office 365 の方針を発表したページに記載されており。5つの項目の中に「ビットコインのエクセルへの公式採用」に関する項目が書かれていました。
マイクロソフト社は 2014年から自社製品の決済にビットコインを採用しており、商品の支払いにビットコインをすでに使用可能にしている状態です。
今後、ビットコイン表計算が使える予定のサービスは「Office365」「Excel 2016」「Excel Online」「Excel Mobile for Windows」「Excel Mobile for Android」 の5つ。
このサービスがリリースされれば、エクセル上でビットコインを管理できるようになり、エクセルを持っているユーザーは、自分が保有するビットコインの管理データ入力やチャート分析が可能になります。ちなみにエクセル上の計算式は「=B」の予定だそうです。さすが、ビルゲイツ氏分かっていらっしゃる。
今回のマイクロソフト社の公式発表により、今後ビットコインにどのような影響が出るのか考察していきましょう。
マイクロソフト社の公式発表翻訳
まずは今回のマイクロソフト社の公式発表の原文はこちら。
2017年にエクセルは、ビットコインで表された数字を認識し、フォーマット・計算・分析することができます。
新しい機能は、Windows 10、Android、Mac OS、およびiOSで動作するExcelで利用でき、Excel Mobileバージョンも含まれています。
上記、マイクロソフト口座管理者であるマーティン・バトラー氏より
今回、マイクロソフト社の公式発表には、ビットコインの使用者のとビットコインの広まりを加速させる力があると考えられており、今後はビットコインを取り扱うプラットフォームの拡大を予定しているようです。
また、マイクロソフト社はビットコイン以外にもイーサリアムのサポートも行っており、暗号通貨市場に対する自社の強いスタンスも公式に発表しています。