著名なR&Bシンガーソングライターでありながら実業家でもあるAKON(エイコン)氏は、2020年1月14日のツイートで「仮想通貨を様々なサービスに活用した未来都市”AKON CITY(エイコン・シティ)”をセネガルに設立するプロジェクト」が最終合意に達したことを報告しました。
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独自仮想通貨用いた「未来都市」建設計画
セネガル出身であるAKON(エイコン)氏は、以前からセネガルに仮想通貨を本格的に採用した未来都市「AKON CITY(エイコン・シティ)」を立ち上げるための取り組みを行なっており、独自の仮想通貨「Akoin」の構想などを明かしていました。
今回のツイートでは、セネガルで「AKON CITY」を建設することを約束する覚書に正式に署名が行われたことが発表されています。
セネガルで「AKON CITY」の契約を結んだところです。将来あなたを迎えることを楽しみにしています。
「AKON CITY」は同氏がセネガルの大統領に授与された、東京ドーム174個分に相当する2000エーカー(約8平方キロメートル)の土地に建設される予定となっており、日常的な取引でも「Akoin」を使用していくことが計画されています。
最先端のスマートシティを建設するために、仮想通貨や再生可能エネルギーなどを含めた様々な最先端技術を取り入れていくことを予定している「AKON CITY」は、“LEED(*1)認定を受けたセネガル初の都市”になる予定だと伝えられています。
(*1)LEED:環境配慮された優れた建築物を作るための先導的な取り組みを評価する国際的な認証プログラムのこと
2020年には「Akoin取引所上場」も予定
2019年3月に建設が開始された「AKON CITY」のプロジェクトは、10年をかけて長期的に展開していくことが予定されており、第2段階目のステップは2025年になる予定だと伝えられています。
「Akoin」の公式サイトに記載されているロードマップでは、2020年1月〜6月頃の予定として
・Akoin Tokenの取引所上場
・Akoinプラットフォームのローンチ
・Akoin DAppsパートナーの拡大
なども挙げられているため、今後はさらにプロジェクトが進展していくことになると予想されます。
仮想通貨やブロックチェーン技術を用いたスマートシティを建設するプロジェクトは、この他にも多数立ち上げられているため、今後はこのようなスマートシティプロジェクトのニュースも増えていくことになると予想されます。