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マイクリ開発企業:ブロックチェーンゲーム間送集客ネットワーク「MCH+ADX」公開


ブロックチェーンゲーム事業開発会社である「double jump.tokyo株式会社」は、2020年6月1日にブロックチェーンゲーム市場をさらに拡大していくことを目的としたゲーム間送集客ネットワーク「MCH+ADX(エムシーエイチ プラス アドエックス)」を開始したことを発表しました。

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ゲーム間送集客ネットワーク「MCH+ADX」とは

double jump.tokyo株式会社が発表した「MCH+ADX(エムシーエイチ プラス アドエックス)」は、ブロックチェーンゲーム市場の拡大を目的としたゲーム間送集客ネットワークであり、新規ユーザーを開拓したゲームにインセンティブが入る仕組みを提供しています。

同社の発表によると、ブロックチェーンゲーム業界ではゲームの種類や開発企業が年々増えてきているものの、その一方では”新規ユーザーの獲得コストが高い”という問題が残っているため、「ゲーム事業者が増えても既存ユーザーの奪い合いになる」という課題に直面していたとされています。

「MCH+ADX」はそのような課題を解決することを目的として立ち上げられたネットワークであり、「ブロックチェーンゲーム市場に新規ユーザーを呼び込んだゲームに対して、他のゲームが収益の一部を還元する」という仕組みを採用しています。

このネットワークに参加するブロックチェーンゲームは自社ゲーム以外の面でも収益化を図ることができるようになるため、新規ユーザー獲得のROI(投資対効果)を高め、プロモーション活動を行いやすくなると説明されています。

「MCH+ADX」の機能

「MCH+ADX」の機能としては「ベースリファラル機能」と「プロモリファラル機能」という2つの機能が挙げられています。

ベースリファラル機能

ベースリファラル機能は、ブロックチェーンゲームの新規ユーザーが他のゲームで課金した場合に、収益の一部が新規ユーザーを獲得したゲーム事業者へと還元される機能となっています。

具体的な例としては、「MCH+ADX」のネットワークに参加している”ゲーム事業者X”が新規ユーザーを獲得し、そのユーザーが「MCH+ADX」のネットワークに参加している”ゲーム事業者C”で課金した場合には、”ゲーム事業者C”が得た収益の一部が”ゲーム事業者X”に還元される、といった流れが説明されています。

ベースリファラル機能(画像:double jump.tokyo/プレスリリース)

プロモリファラル機能

プロモリファラル機能は、ゲーム間でユーザーの移動を活発化させたい場合などに「コラボキャンペーン」を実施することによって収益を分配することができる機能です。

キャンペーンに参加したユーザーの情報はイーサリアムアドレスに記録されるため、即時もしくはキャンペーン終了後に対象ユーザーからの収益の一部を送客元に還元することができるとされています。

プロモリファラル機能(画像:double jump.tokyo/プレスリリース)

「MCH+」には新たなパートナーが参加

double jump.tokyo株式会社は今回の発表にあわせて、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」のパートナーにブロックチェーンゲーム「Contract Servant(コントラクトサーヴァント)」が参画したことも発表しています。

「MCH+」は、人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」で開発されたシステムやノウハウをフレームワーク化した「開発支援・エコシステム構築支援・ファイナンス支援・人材育成支援」という4つの支援プログラムを提供しているため、短期間で本格的なブロックチェーンゲームを開発することができるようになっています。

「Contract Servant」が新たに参加したことによって、日本国内で特に人気の高い以下4つ国産ブロックチェーンゲームが「MCH+」のパートナーになったと報告されています。

また「MCH+ADX」の導入を検討しているパートナーコンテンツとしては、以下の3作品が挙げられています。

「MCH+」や「MCH+ADX」のネットワークが拡大することによって、ブロックチェーンゲーム業界全体が活発化し、コラボキャンペーンなども増えていくことになると期待されます。

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