暗号資産取引所「c0ban取引所(コバン取引所)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。
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c0ban取引所(コバン取引所)とは
c0ban取引所(コバン取引所)とは、株式会社LastRoots(現:エクシア・デジタル・アセット株式会社)によって2017年3月に設立された日本の暗号資産取引所(関東財務局長 第00018号)です。同社は元々”みなし業者”として取引所を運営していましたが、2019年11月27日には金融庁から正式に”暗号資産交換業者”のライセンスを取得しました。
日本国内の一般的な暗号資産取引所は「ビットコイン・イーサリアム・エックスアールピー」などといった主流の暗号資産を複数取り扱っていますが、c0ban取引所は取り扱う通貨を「コバン(c0ban/RYO)」のみに限定しています。
コバン(c0ban/RYO)は日本国内のその他の暗号資産取引所には上場していないため、日本国内でコバン(c0ban/RYO)を売買することができるのは「c0ban取引所」のみとなっています。
暗号資産「コバン(c0ban/RYO)」とは?
コバン(c0ban/RYO)とは、2016年12月に発行開始された送金・決済・投資などに使用される仮想通貨であり、技術的には最も広く知られている「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」をベースとして開発されています。
2016年12月のc0ban発行時には「株式会社LastRoots(現:エクシア・デジタル・アセット株式会社)」が主体となって開発を実施していたものの、2018年8月には「c0ban project community」が発足してパブリック型のプロジェクトへと移行しました。
取り扱う仮想通貨
c0ban取引所(コバン取引所)が取り扱っている暗号資産は、2020年12月時点で以下の1銘柄となっています。
・コバン(c0ban/RYO)
サービスの種類・概要
c0banの購入/売却サービス
c0banの購入/売却サービスは、シンプルな取引画面で簡単に「c0ban」を売買することができるサービスです。c0ban取引所にログインすると、画面上部に「購入」「売却」「取引所」のボタンが表示されるため「購入」または「売却」のボタンをクリックすることによってそれぞれのページに移動することができます。
購入/売却の取引画面は「価格・取引数量・チャート・取引履歴」が表示されたシンプルなデザインとなっているため、初心者の方でも簡単に操作することができるようになっています。また、購入・売却の取引手数料は無料となっているため「手数料を気にせず取引できる」という利点もあります。
c0banの取引所サービス(板取引)
c0banの取引所サービスは、他のユーザーが提示した売買注文によって構成された板を見ながらその価格でc0banを取引することができるサービスです。取引所サービスでは「指値注文」と「成行注文」が可能なため、好きな金額に好きな数量の売買注文を出したり(指値注文)、板に表示されている価格に基づいてその場でRYOを売買したり(成行注文)することが可能です。
「購入/売却サービス」は利用できる時間が限られているものの、「取引所サービス」は祝日・平日などに関わらず24時間利用することができるため、休日にc0banを取引したい場合には取引所サービスを通じて売買することが可能です。
ただし「取引所サービス」では、売り・買いの両方で「5%の取引手数料」がかかるため、頻繁に取引する場合には注意が必要です。
各種手数料
取引手数料
売り手数料 | 5.000% |
買い手数料 | 5.000% |
販売購入手数料
販売購入手数料 | 無料 |
日本円の入出金手数料
入金手数料 | 0円 |
出金手数料 | 「800円」または「出金額の0.1%」のどちらか大きい方 |
c0banの入出金手数料
入金手数料 | 0 RYO |
出金手数料 | 0 RYO |
※トランザクション手数料「0.0001RYO」が別途かかります。なお、トランザクション手数料はトランザクション量の増減によって変動する場合があります。
c0ban取引所(コバン取引所)のメリット
c0ban(RYO)を取引できる唯一の取引所
c0ban取引所(コバン取引所)は「コバン(c0ban/RYO)」を取引することができる唯一の暗号資産取引所であるため、RYOを保有・取引する方には必須の取引所となっています。
コバン(c0ban/RYO)は現時点でそれほど広くは普及していないものの、今後RYOを採用する事例が増えれば「c0ban取引所」の利用者・取引量も増加していくことになると予想されます。
シンプルで取引が簡単
c0ban取引所(コバン取引所)が提供しているサービスは比較的シンプルな設計となっているため、初心者の方でも気軽に利用することができると期待されます。実際に取引する場合には、取引ページへと移動して、取引数量を入力、購入/売却ボタンをクリックするだけで簡単に取引することができます。
c0ban取引所(コバン取引所)のデメリット
取り扱う暗号資産の数が少ない
一般的な暗号資産取引所では基本的に「ビットコイン」や「イーサリアム」などといった主流の暗号資産が取り扱われていますが、c0ban取引所ではこれらの暗号資産が取り扱われていません。
c0ban取引所で取引可能な暗号資産は「コバン(c0ban/RYO)」のみとなっているため、ビットコインなどといった主流の暗号資産を売買したい場合には他の暗号資産取引所を利用する必要があります。
流動性が低い
コバン(c0ban/RYO)は記事執筆時点ではあまり普及しておらず、利用できる場所も限られているため、取引所でもRYOの取引が活発には行われていないのが現状です。
c0ban取引所の「取引所サービス」でも”売り注文の数量”が少ないため、大きい金額で成行買いを行った場合には高額でRYOを購入することになってしまう可能性もあるため注意が必要です。