暗号資産取引所「bitbank(ビットバンク)」は2021年10月6日に、同社が新たに取扱いを開始したシンボル(Symbol/XYM)の取引高で世界1位を記録したことを発表しました。XYMはすでに世界中にある複数の暗号資産取引所に上場していますが、ビットバンクのXYM取引高は記事執筆時点で世界全体の46%を占めています。
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XYM取引高で「世界全体の46%」を占める
bitbank(ビットバンク)は今月5日に同社が提供している取引所サービスで、ネム(NEM/XEM)の大型アップデートによって新たに誕生した仮想通貨「シンボル(Symbol/XYM)」の取扱いを開始していましたが、そのわずか1日後2021年10月6日には『CoinGeckoのデータに基づいたXYM取引高ランキングでビットバンクが世界1位になったこと』が発表されました。
シンボル(Symbol/XYM)は「Zaif、Gate.io、HitBTC、KuCoin、Bithumb、Poloniex、Bittrex、Bitrue」などといった世界中の様々な取引所に上場していますが、ビットバンクのXYM取引高は6日時点で世界全体の35%を記録、記事執筆時点では46%を記録しています。
なお、記事執筆時点でもビットバンクは24時間のXYM取引高ランキングで世界1位を獲得しており、2位のZaifの取引高が7.8億円程度であるのに対して、ビットバンクの取引高は17億円と”2倍以上の取引高”を記録しています。
ビットバンクは「取引所のシステムが安定していること」でもユーザーから高い評価を受けており、先月28日には取引所マッチングエンジンの性能向上に向けてシステムアーキテクチャの変更を行なったことによって、従来のシステムと比較して「注文受付性能が約4倍、約定性能が約2倍、取引APIの応答性能が約1.5倍」と大幅な性能向上が達成されたことなども報告されているため、そのような利点からビットバンクで取引するユーザーが増加していると考えられます。
なお、ビットバンクは今年1月に同取引所が当時取り扱っていた全てのアルトコインの出来高で「日本一」も記録しているため、今後もビットバンクはアルトコイン取引で高いシェアを獲得していくと予想されます。