Huobi Labsは、海南省のソーシャルネットワーキングプラットフォームである「Tianya Community Network Technology」と戦略的協力契約を結んでいることを発表しました。この2つの組織は、中国海南省に拠点を置く「グローバルな文化的かつ創造的なブロックチェーンラボ」を共同で作成する予定であるとのことです。
Huobiが2018年に予定する5つの計画
Huobi Exchangeの一員でありブロックチェーンインキュベーターであるHuobi Labsは、Tianya Communityと中国海南省に「Global Cultural and Creative Blockchain Lab」を建設する契約を締結し、10億ドルの産業基金の立ち上げとともに世界のブロックチェーン業界を後押ししています。
Huobiの公式ブログによるとこの計画は、Xi Jiping大統領によって個人的に具体化され実行された省の発展レベルを高めるための全国レベルの戦略と並行して実施される予定であるとされています。
Huobi Groupは、2018年に世界トップクラスの大学と共同でブロックチェーン研究所を設立し、4万平方メートルのブロックチェインインキュベーターを建設し、10社のGlobalBlockchain+ラボの設立を目指す大手企業との協力を計画しています。
また、Huobiの本部を2018年に北京から海南に移転し、海南のエコシステムソフトウェアパークに配置する計画があるとも発表しています。
Huobiの公式ブログには今年の計画として次の5つが掲載されています。
- Huobiの本部を2018年に北京から海南に移転する。
- 世界のトップ企業と協力して、10のグローバルブロックチェーンラボを構築する。
- 世界トップクラスの大学とグローバルブロックチェーン研究所を構築する。
- 4万平方メートルのブロックチェインインキュベーターを建設する。
- 10億ドル規模のグローバルブロックチェーン産業基金を創設する。
Huobi Chinaは、愛国中国企業として積極的に国家レベルの戦略をフォローアップするとのことで、将来的にはHuobi Groupの技術/リソース/才能/資本優位性を利用して海南特別経済区の発展に寄与し、国際自由貿易港を建設することも視野にいれているとのことです。
Huobi.proはイギリスにも進出
Huobiグループの仮想通貨取引所Huobi.pro(フォビ)は、新たにイギリスのロンドンに事務所を開設する計画も発表しています。
Huobiは、あえて仮想通貨に関連する規制が厳しいロンドンを選択したことについて「関連する規制に準拠した上で主流になる」ことを目指していることを明確に伝えています。
今回の発表やイギリスへの進出を決定したことなどからは、Huobiが今後国家と協力しつつ規制に準拠してしっかりとした基盤を整えたうえで取引所サービスを提供していく姿勢が現れています。
Huobiは最近「Huobi Token(HT)」と呼ばれる独自のトークンを提供することを発表しています。このユーティリティートークンは、イーサリアムブロックチェーンのERC-20規格に基づいて設計されており、5億個のトークンで保護されています。
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