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エルサルバドル大統領「毎日1ビットコイン購入する」と宣言


ビットコイン(BTC)を定期的に購入し続けていることでも知られるエルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年11月17日に『明日から毎日1ビットコイン購入する』と発表しました。今回の発表を受けて、Tron創設者であるジャスティン・サン氏も『私たちも毎日1BTCを購入する』とコメントしています。

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ジャスティン・サン氏も「1BTC毎日購入」に続く

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年11月17日のツイートで『明日から毎日1ビットコイン購入する』と発表しました。ビットコインを購入し続ける具体的な期間については明らかにされていないものの、ここ最近ではネガティブなニュースが多かったため、今回の発表は仮想通貨業界にとって朗報だとして広く拡散されています。


2021年6月に世界で初めてビットコインを「自国の法定通貨の1つ」として定めたエルサルバドルは、その後定期的にビットコインを購入し続けており、ブケレ大統領はビットコイン価格が暴落した後も『ビットコインは再び回復する』として長期保有を継続する意思を語り続けています。

なお、エルサルバドルのビットコイン購入履歴を記録している「NAYIB BUKELE PORTFOLIO TRACKER」のデータによると、エルサルバドル政府は2022年11月18日時点で約2,381BTCを保有しているとのことで、このBTCを現在の価値に換算すると約4,025万ドル(約56億円)に相当、含み損は約6,690万ドル(約93億円)にのぼるとされています。

(画像:NAYIB BUKELE PORTFOLIO TRACKER)

ブケレ大統領の政策には一部から批判的な意見も出ているものの、今回のツイート後にはトロン(Tron/TRX)の創設者であるジャスティン・サン氏も『私たちも明日から毎日1ビットコインを購入する』とコメントしているため、このような動きを受けて今後はビットコインの買い圧力が高まる可能性があると期待されています。