仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

フォビ:取引所の仮想通貨残高が使える「Huobi Visa Card」提供へ


仮想通貨関連サービスをグローバルに展開している大手暗号資産取引所「Huobi(フォビ)」は2022年12月22日に、決済大手Visaと協力して仮想通貨残高で支払いを行うことができる『Huobi Visa Card』を全世界向けに発行する計画を発表しました。このカードは最初にヨーロッパ地域で提供される予定で、カード利用者には複数の特典も提供されると報告されています。

こちらから読む:Cardano NFT、ETH・SOLで購入可能に「仮想通貨」関連ニュース

HTキャッシュバックなどの特典も提供

Huobi(フォビ)は2022年12月22日に、決済大手Visaと協力して仮想通貨残高で支払いを行うことができる『Huobi Visa Card』を全世界向けに発行する計画を発表しました。なお、このカードは日本向け取引所「Huobi Japan」ではなくグローバル向け取引所の「Huobi」から発表されています。

Huobi Visa Card(フォビビザカード)は、暗号資産取引所「Huobi」のアカウントに紐づけられた形で発行されるカードどなっており、Huobi Visa Cardの利用者はHuobiアカウントで保有している仮想通貨残高を支払いに利用して、世界中にある8,000万のVisa加盟店で支払うことができると説明されています。

このカードには「スカウト・ナビゲーター・アドベンチャー・エクスプローラー・エキスパート」という5つのランクが存在し、カード利用者には以下のような様々な特典も用意されています。

このカードは仮想通貨業界の発展を促進することを目的として発行されるもので、最初はヨーロッパの一部地域で提供を開始、その後は他の地域でもリリースされる予定だと報告されています。

「Huobi」のグローバル諮問委員会メンバーであるJustin Sun氏と、「Visa」の仮想通貨部門責任者であるCuy Sheffield氏は、Huobi Visa Cardのリリースについて次のようにコメントしています。

【Huobi:Justin Sun氏】
Huobi Visa Cardの発売は、Huobiユーザーが仮想通貨を利用できるようにするための重要な節目となります。HuobiとVisaはそれぞれの業界のリーダーです。Huobiブランドのカードで世界の金融包摂に貢献したいと思っています。

【Visa:Cuy Sheffield氏】
Visaは加盟店や金融機関のグローバルネットワークと仮想通貨エコシステムを繋ぐ橋渡しになりたいと考えています。Huobiのような革新的なプラットフォームと協力して、Visa対応店舗などで仮想通貨を簡単かつシームレスに使えるサービスを展開できることに興奮しています。

仮想通貨関連機能を備えたカードを発行する暗号資産取引所は世界的に増えてきており、日本では暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」がカード利用でビットコインが貯まるクレジットカード『bitFlyer クレカ』を提供しています。

>>「Huobi」の公式発表はこちら