メタバースプラットフォームを展開しているザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は2023年3月19日に、ポリゴン(Polygon/MATIC)の分散型ID認証サービスである「Polygon ID」を2023年末までに実装する計画を明らかにしました。
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プライバシーを重視しつつKYCプログラムを強化
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は2023年3月19日に、ポリゴン(Polygon/MATIC)の分散型ID認証サービスである「Polygon ID」を2023年末までに実装することを発表しました。
Polygon IDとは、特定の事柄を証明したいときに機密情報を明かさずに証明することができる”ゼロ知識証明”と呼ばれる技術を用いて開発された分散型の個人認証サービスであり、Polygon IDを利用するユーザーは自分の個人情報を公開することなく身元を証明できるようになっています。
PolygonとThe Sandboxは、Polygon IDを使用して、分散化とプライバシーを重視しながら本人確認手続き(KYC)の仕組みを強化することを予定しているとのことで、公式ツイートでは『ユーザーのセキュリティとプライバシーは我々の最優先事項である』とも説明されています。
The SandboxはPolygonと協力して、年末までにPolygonIDを実装するための取り組みを進めています⛓️? 私たちは分散化とプライバシーを重視しつつ、Polygon IDを使用してKYCプログラムを強化する予定です。ユーザーのセキュリティとプライバシーは、私たちの最優先事項です。
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Polygon IDは2022年3月に発表された分散型ID認証サービスであり、今月1日には開発者が分散型IDをアプリケーションに統合できるようにするために、以下の4つのツールが公開されていました。
- Verifier SDK(検証者用)
- Issuer Node(発行者用)
- Wallet SDK(ウォレットビルダー用)
- Wallet App(開発者とエンドユーザー用)
また、今月14日には「Polygon Labs」が「Unstoppable Domains」と協力して『.polygon』新しいトップレベルドメインの提供を開始したことも報告されており、「.polygonドメインは750以上のdApps・ゲーム・メタバースにおいて、ポータブルなIDをユーザーに提供することになる」とも報告されています。
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